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2019年07月06日19:09

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見ようによっては、横溝の世界

事実は小説より・・・


『家、ついて行っていいですか?』ウソのような本当の話……元カレは生き別れた双子の片割れだった!
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=53&from=diary&id=5694966

 7月3日に放送された『家、ついて行ってイイですか?』が、またしても衝撃回として話題になっている。

「【ロケ3000回…奇跡の瞬間】6連発SP」と題されたこの日の放送の中でも、とりわけ視聴者の反響が大きかったのは、スタッフが新宿で声をかけた宅建士のえりかさん(38歳)だ。

「テレビのゴミ屋敷なんて、私に言わせれば甘い」「生ゴミもあるから相当ヤバい」と笑うえりかさんの自宅へついていくと、家の中は洋服やゴミであふれ返り、冷蔵庫の中は賞味期限切れの腐った食品ばかり、生活空間はベッドの上のみ、という期待を裏切らない汚部屋だったのだが、スタッフが写真立てに飾られた青年の写真について聞いたところ、話は思いもよらぬ方向へ。

 写真に写る青年はえりかさんの元カレで、今から7年ほど前に亡くなったというのだ。

「なんで飾っているかっていうと、死んじゃったんですよ。死んじゃってるから忘れられず、飾ってるんです。たまに花を飾ったり……ちょっとした仏壇です」

 友達の彼氏の親友で、湘南乃風の「純恋歌」の歌詞のような出会いだった。2年付き合い、同棲していたという。スタッフが別れの原因を訪ねると、えりかさんはこう切り返した。

「同じ年で、同じ地元で、同じ誕生日ですよ? これ、なんだと思います?」

「運命だな、偶然だなって、最初は思いますよね。私たちも最初は浮かれてたんです。でも、なんていうのかな……血縁」

 実は2人は双子で、生まれてすぐに彼は子どものいない夫婦に引き取られたというのだ。2人がこのことに気づくのに、そう時間はかからなかった。

 ある日、彼がえりかさんの実家に遊びにやって来た。えりかさんの育ての父親とすっかり仲良くなり、「こんな家に生まれたかった」とうらやましそうに話す彼に、実は両親は彼女が1歳の時に離婚しており、本当の父親ではないと明かすと、彼の表情が一変 。もともと自分の両親から双子の子がいると聞かされていたこともあり、えりかさんの境遇を聞いて生き別れたきょうだいに違いないと、確信したようだ。

「びっくりしたけど、あぁ、やっぱりなぁって思いましたね。彼氏としても好きだったけど、自分のことを好きなように、相手を好きだったんで。やっぱり離れられなかったですよ。戸籍上は問題ないかもしれないけど、倫理上は問題あるので。しょうがないよね、みたいな。それが苦で(彼は)自殺しました」

 双子は他人にはわからない不思議な絆で結ばれているとはよくいわれるが、それが2人を恋人という形で結び付けてしまったとは残酷すぎる。当時はつらかったと目を伏せるえりかさんだが、だんたんと時間が癒やしてくれたという。

「いま幸せか?」とスタッフから尋ねられたえりかさんは、こう答えた。

「はい、幸せですよ。彼のことも悲しいかも しれないけど、その(彼と過ごした)2年があるからこそ私は世界一幸せかなと思うし、一生分の幸せをもらっちゃったかなって 」

 市井の人の日常を切り取るのがこの番組のコンセプトだが、3000回ロケしてもなおマンネリ化しないのは、私たちは誰ひとり、同じ人生を歩んでいないということの証しでもあるだろう。だからこそ、赤の他人の人生をのぞき見するというエンタメが成立するということでもある。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」とはチャップリンの有名な言葉だが、まだまだ当分の間、この番組の人気は衰えそうにない。


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