【ご注意!:本日記は多くの鉄分が含まれています。苦手な方はご注意下さい。でもさほど興味なくても関東と関西の違いなどに少し触れる事も出来る内容です。】
私は所謂「鉄」で、札幌在住とは言え生まれ育ちから染み付いたものは「関東男(あずまおとこ)」です。
「鉄で関東」と言えば・・・?
そうです、もうお分かりですね(?)、京浜急行=京急です。
関東に限らず全国には熱狂的な京急ファンが多数います。
理由はあの踏切だらけで民家の家の中が見えるほどの距離感、比較的きついカーブも120km/hで爆走する勇姿に惚れてしまうからです。
(120km/h運転は品川〜横浜間)
でも私は京急を除けば(京急と同じくらい)好きな路線があります。
それは阪急です。何度も乗っていますが何分関西の鉄道ですので、ごくごくたまにしか乗りに行けませんが以下の理由によります。
・車体の色は戦前からマルーンという深い小豆色のような色1色で、近年流行のステンレスの肌地を生かした車両は投入しない。
・いつ乗ってもどの車両も顔が映るほどピカピカに磨き上げられていて、これほど車体が綺麗な車両は他の地域どこを探してもまず見当たらない。
・座席も緑色の柔らかく肌触りのよい素材で、通勤電車にはちょっともったいない感も感じるほど。
(以前TVで阪急を取材して、社員が車体の輝きと座席の清潔感を保つためにかなり手作業などで苦労している、と仰っていました。)
・車掌から運転士への発車の合図は「チンチン」という路面電車と同じベル音で、これも絶対に変えない、を貫いている。
・全国の鉄道で唯一ホームの呼び方が阪急は独自の呼称を用いている。
普通は1番線、2番線・・・、というが阪急は1号線、2号線といい、「番線」は車庫などの線路に付ける番号となる。この「号線」という響きは関東男には非常に新鮮に感じる。
・神戸線は私鉄の通勤路線とは思えないほど素晴らしい直線が長距離にわたって続く。
一部きつめのカーブや踏切が多数あるので現在の最高速度は115km/hだが、これらの支障がなければもったいないほどの線路がまっすぐ。
線路幅もJRより広く新幹線と同じ標準軌なので安定感もある。(全路線)
関東で大好きな京急も「ちょっとな」と思う点は、ステンレスの肌地に赤のコーポレートカラーという車両もあったり、一時的なイベントと思っていたブルーやイエローの塗装車両が長期間走っていたりとこれらは「信念は?」と突っ込みたくなります。
なお阪急梅田駅は列車が発着出来る線路が1〜9号線(番線)まであり、日本最大規模の私鉄駅です。
以前は乗降客数私鉄日本一の時代もあったようですが今は私鉄で4〜5番目くらいでしょうか?
でも阪急梅田駅の巨大さには圧倒されます。(添付写真参照)
そういえば関東の私鉄駅でこれほど大規模な駅はありませんね。人数が多いだけで駅の規模はとても小さい駅ばかりです。
私は先月乗りに入ったばかりですが、またすぐにでも【京阪神急行電鉄】に乗りたいです。
(昔の会社名です↑)
関西のご年配の一部の方は阪急に乗ることを「阪急の暖簾をくぐる」というそうです。
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