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2019年04月30日17:56

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日本フィル 横浜定期演奏会@346(2019.4.27)インキネン 凱旋コンサート

2019.4.27 18:00〜 於:神奈川県民ホール

(前半)
  ラウタヴァーラ
   In the Beginning

  武満徹
   夢の縁へ

(ソリストアンコール)
  武満徹
  「12の歌」より オーバ・ザ・レインボウ、イエスタデイ

(後半)
  チャイコフスキー
   交響曲第4番 ヘ短調 op.36

(オーケストラアンコール)
  シベリウス
   悲しきワルツ

指揮:ピエタリ・インキネン

ギター:村治 佳織

コンマス:木野 雅之
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

忙しくしていた事もあり、前回(3月)の定期演奏会は何と行くのを忘れてしまい、今回は1月以来(3ヶ月ぶり)の定期演奏会です。(しかも年1回の神奈川県民ホール!)

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日本フィルは4月の初めから2週間に渡るヨーロッパ演奏ツアーを実施し、10回の演奏会と学生との交流会などを行い、指揮者インキネン氏の出身国(フィンランド)でのシベリウス演奏やドイツ、ウイーン、英国などクラシックの本場でチャイコフスキーやベートーヴェン、武満徹の定番曲の演奏を見事盛況のうちに終える事ができました。今回はその「凱旋報告演奏会」という事で、ツアーと同じメンバーと指揮者、演目の披露です。(村治さんはこの日のみのソリスト)

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1曲目はフィンランドの現代音楽作曲家(ラウタヴァーラ)による楽曲。これは指揮者(インキネン)の委嘱により2015年に作曲されたもので、自然の営みの原点を思わせるような繊細な音の積み重ねが特徴。美しいものですが「理解でき楽しめる」という感じはありませんでした。鍛錬不足・・・ですね。

2曲目は武満徹。ツアーでは超メジャーな「弦楽のためのレクイエム」が演奏されましたが、この日はギターの名手村治さんをお迎えして「夢の縁へ」を披露。空間を漂う音の繋がりや断片を表現するのにギターの弾けて響く音のイメージが合っていたのかも知れません。アンコールを含め、広い県民ホールの空間にギターの音が鮮やかに広がっていました。

後半はメインのチャイ4。なんだか最近聴いたような気がしますがいつだったかは思い出せません。なんて考えていると、現代音楽で寝ぼけた頭を一気に覚醒に導く一糸乱れのない音、音、音。カッチリしているのに繊細で情緒的。さすが演奏旅行に向けて相当作り込んだなあ、という感じです。

アンコールのシベリウスもヨーロッパで披露したものかは分かりませんがとても美しい演奏でした。

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演奏を終えたオケのメンバも指揮者もとても満足そう。その表情からもツアーの成功を感じ取れる気がしました。

毎年、定期会員券の更新をどうするか悩みますが、今回の演奏で次回も継続する事に決めさせていただきました。

※県民ホールは山下公園に面しており、埠頭の大型客船やみなとみらい、氷川丸、ベイブリッジなどの眺めが良いところです。物珍しさもあり、私を含めた多くの人が盛んに写真を撮っていました。

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以下、全てホールの2Fロビーからの景色です

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