徒然に。

何の本で言及されていたのか、忘れてしまったのですが、昔、死を待っている患者さんにかたっぱしからインタビューした学者さんがいたそうです。その結果を論文にして、彼女の評価は右肩上がりになったそうです。彼女自身自分の来るべき死に厳かにのぞめると思うほどになったそうです。しかしいざ自分の死を前にして、彼女は冷静を保てなくなった。私はもうけっこうな年だし、時々死について思うことが増えている気がします。やはり冷静を保てない気がします。まさかインタビューしようとは思わないけれど、更に死に次があるのか、死後ということがあるのか、原理的に説明（私は死後がある派）はできないけれど、そういうことを考えていい年になったんだなぁと思います。徒然に（笑）。