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2019年03月22日04:11

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敢えて逆側から見てみる

NGT48運営、第三者委の報告書を全文公開 山口真帆への暴行事件「メンバーが関与した事実はなかった」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5547805

久しぶりに忌憚なく書かせていただきたい。

一連のNGT騒動について、被害をカミングアウトした山口さんに同情が集まっている。たしかにルールを真面目に守って活動している以上「正直者が馬鹿を見る」結果は断じて許されるべきではないし、かく言う当方もそれを強く主張する一人である。

しかし・・・この件を敢えて逆側から見てみるとどうなるだろうか?

本件報告において「私的領域におけるファンとのつながりがあった」事が認められている。つまり“根本的ルール破り”に及んだ不届メンバーの存在が確認された訳だ。

だが、仮にその不届メンバーがこのように反論したらどうなるだろうか?

「あたしらはキモいブサ男に私的に付き合ってやってまでして稼いできたんだ。運営はそんなふうに“身体を張った”あたしらを見捨てて、稼ぎにタダ乗りして良い子ちゃんぶっていた連中の肩を持つというのか?」

現行の運営では、この手の“逆ギレ”に反論は出来ないであろう。何故ならば、いわゆるAKB商法とは極端なまでの“数字至上主義”に他ならないからだ。

現に今回、そのような不届メンバーの行為は不問となった。つまり「ルールよりも数字を優先する」風潮が出来上がっていた事の証左と言えよう。

これではNGT(AKS)がファンを金ヅルやATMの類いとしか認識していなかったと評されても、反論不能であろう。
そして、そんな心の無い連中に“アイドル”を名乗って大きな顔をして欲しくないのは、当方だけではないであろう。

ビジネスとは本来数字を追求すべきものであり、往々にして心を切り捨てたドライな選択が要求される。他方アイドルとは一般庶民の希望や憧れの対象であり、単なる数字よりも最低限レベルの心が必須とされる稼業のはずである。

過去のアイドルとファンの間に存在した“壁”は、そんな数字と心という二つの相反する要素を両立共存させる為に関係者全てが作り上げた苦心と努力の結晶であったと言って良い。

その“壁”を、ビジネスの四文字を金科玉条として取り払ったのがAKB商法である。従って、AKBが単なる秋葉原のアイドル予備軍に過ぎなかった頃ならいざ知らず、全国レベルとなった後も同じ方針のまま拡大活動を続けていけば、この様な騒動が勃発することは容易に想像出来たはずだ。

そして、希望を与えるべきファンや地元(今回は新潟県)に多大な迷惑をかけるという、ふざけた結果となる。

よって結論。
少なくとも新潟県においてはAKB商法の放棄は必須であり、よってNGTは解散が妥当である。
併せて、AKB商法を「新時代の地方ビジネス」なんぞと言って推奨しまくっていた経済系のお偉方は、その持論を一旦撤回すべきである。
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