予約は本日の1300からだった。しかし内科の月いち検診も重なってしまった。こちらは、東京駅そばで0900から。朝ドラも見ないで出かける。
急いで帰宅して、一時間ほど休んで、隣町の眼科へ出向く。
手術当日には一時間前から15分おきに目薬を差す必要がある。なかなか面倒くさい。薬剤はオフミックといい、黒目を広げるというものだ。
予約だったから待ち時間は比較的短く、うんがいいことに待合室で朝ドラの再放送が見られた。やっとマンプクラーメンが売れだしたな。
手術前に院長から、両目やってしまいましょうかといわれた。予定では本日は左目で翌日の1430から右目だったのだが。まあ、承諾する。
白内障手術は、食品工場でよく見るようなヘアネットと体の前だけを覆うエプロンのようなものを着用させられ、重役用の椅子みたいなものに座った形で行われた。
ともかくまぶしいライトが当てられて、それを見つめているようにとのこと。
粘土ふうに感じられる素材でまぶたを開いた状態で固定された。さらになんかの機材を使われたようだが見えないので分からない。まばたきはしてもよいが、両目をあいて前の光を見ているようにとの指示。大量の液体が何度か目全体にかけられた、あと、青い雲のようなものが広がっていくのが何度かぼんやり見えた。
近くにある医療用機器らしいものから、バグパイプのような音と、女声の英語アナウンスが聞こえてくる。caution、cautionとかlet's go とか言っている。
手術としてはレンズをすりつぶしてから新しい人工レンズを入れるらしいので、そのためのセンサーが話しているのだな。眼の治療と音がなんとなくリンクしている。センサが音声合成しているのだろうな。
手術がおわると、いきなり前方の時計がみえた。0230である。裸眼でものが見えるのは中学生の頃以来かな。周囲はいきなり明るくなった。
しかし、私も,生身のレンズは失ったのだ。いうならば、仮面ライダーの改造人間に等しい。
というのが昨日のこと。
本日は、午前中は塾の生徒と喫茶店で待ち合わせ、化学のイオンの話など解説する。保護眼鏡かけているので、花粉症対策ですか、などといわれた。治った眼で美人ながめられてよかった。
その後、また医者に出向く。感染症はなしとのこと。
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