ブログに、足底筋膜炎治療の奮闘記を書いた所、読者から、漢方薬の「カサイセンA」
（足底筋膜炎に効くと言われている漢方薬）を試してみて欲しいとの要望がありました。２ヶ月分程度購入して、試してみましたが、私は、効果を感じませんでした。
2016年９月に、衝撃波（ﾄﾞﾙﾆｴｴｲﾎﾞｽｳﾙﾄﾗ）治療をようやく
「表参道フットクリニック」にて受ける事が出来ました。
（足底筋膜炎が改善されると臨床で認められ、保険適用されました。
最先端治療機器で、日本に、
10台程、あると言われていますが、「公表すると殺到する」と言う理由で、インターネット上で公表している病院が、ほとんどありません。
か
表参道（南青山）に脚の専門病院が出来たのを見付けた為、
ここなら衝撃波治療器があると、予測し、また完全予約制だった為、時間が読めますから、日常生活にあまり負担になりません。
千葉県のある病院にも、衝撃波治療器が、ある事を、インターネットのある人のブログで見つけて通いましたが、予約制ではない為、凄まじい順番待ちで、治療を受けるのを断念しました）
衝撃波治療は、一度受けたら、１ヶ月間の、経過観察。
医師と患者が相談して、二度目以降を行うかどうかを決める
と言う感じです。
足底筋膜炎が、左右の足に、発症している場合は、一度目に、片足、１ヶ月後の、二度目に、逆の足
と言う具合になります。
（効能がある理由につきましては、足底筋膜炎のWikipediaを参照下さい。私が初めて見た、5年前と比べて、かなり内容が変わっています）
私は、一度の衝撃波治療で、痛みが、半分以下になりました。
それまでは、かかとに亀裂が入ったような鋭い痛みでしたが、衝撃波治療後は、かかと全体が、ボワーンとした痛みになりました。そして少しずつ痛みが、軽くなって行きました。
一度目に、症状が重かった右足の治療を行うと、次回の通院時は、二年半ぶりに、電車に乗っての通院が出来ました。（二年半は、日常生活で車移動しか出来ませんでした）
再発が怖かったので、一本だけ松葉杖を着いての通院でした。
私の場合、自力で、７〜８割程度、治してから（仕事中意外は安静、樹液シート、ストレッチ、片膝を椅子に乗せての仕事）、
衝撃波治療を受けましたから、一度で納得のいく効果が出ましたが、
自力で、15ﾒｰﾄﾙ程度しか、歩行出来なかった、最悪の時でしたら、月に一回ペースで、３ヶ月から半年は、必要だったと思います）
様々な、治療をしましたが、衝撃波治療が、私にとって、一番効果のある治療法でした。
衝撃波治療を行う前は、安静治療を行い、「かなりよくなって来たから、このまま治って行くのかな」と思っていても、つまづいた程度の、少しの衝撃で、元に戻ってしまい、落胆する事を延々繰り返しました。（いつ割れてしまうか、わからない、薄いガラスの靴を履いているような感じでした）
ちなみに、衝撃波治療に要する費用は、保険適用されているにも、かかわらず
一回、15000円。
診察料を含めて、20000位と、決して安くはありません。（片足です）
その後、表参道フットクリニックにて、靴に入れるソール（中敷き）を作りました。
代金は、45000円。の支払い。保険適用なので、
役者で手続きすると、約３ヶ月後に、適用部分が、戻って来ます。
実質の負担額は、17000円位です。
ソールの効果は絶大です。市販されている、ソールは、値段の安い物から、高い物まで色々試しましたが、その効果は、比べ物になりません。オーダーメイドのソールを数ヶ月履いてから、市販のソールに変えてみると、
その差がよくわかります。
作り方は、足の形取りをして作る、オーダーメイドです。感触は、最初はあまり感じませんが、のちに手放せなくなります。しかし、足底筋膜炎の完治には至りません。
（医師の話では、衝撃波治療も痛みを軽減させる効果はあるものの、完治させる事は、ないとの事です）
病院では、ストレッチ指導も行われます。アキレス腱を伸ばすストレッチです。
ストレッチを行う、根拠は「アキレス腱を柔らかくして、足底筋膜に掛かる負担を軽くする」との事です。
それから、私は、整形外科分野の治療は、終わったと思い、完治を目指して、
グルテンフリー
（小麦抜きの食事です。小麦に含まれる、グルテンと言う物質が、全身で炎症を起こすとも言われていて、関節炎やリウマチなどが、改善した情報があります。詳しくは、ネットを検索してみて下さい
ちなみに、私は、グルテンフリーを行い、鼻づまりや、睡眠の質が改善されました。また空腹感をほとんど感じなくなりました）
グルテンフリーは、体調が良くなりましたが、足底筋膜炎の症状の改善に、関しては、効果を感じませんでした。
2016年11月時点で、椅子に、膝を付く事なく、立った状態で仕事が出来ていました。
なにせ、長い闘病生活でしたから、再発が怖いので、普段は、なるべく歩かないようにしていましたが、脚の筋力を落とさないように、フィットネスクラブで脚のトレーニングをしたり、自重でのスクワットを行っています。また遠方への電車移動の場合は、松葉杖を一本持って行っていました。
しかしながら、衝撃波治療とソールの効果は、時間と共に出て来るようで、
衝撃波治療を行った半年後、長野県まで、松葉杖なしで、行く事が出来ました。
そしてその翌月、愛知県の武豊町の故郷まで、松葉杖なしで、行く事が出来ました。武豊町は、新幹線から、名古屋鉄道までの乗り換えに、少々距離があり、また、徒歩での移動が多かった為、脚全体が筋肉痛に、なりましたが、ほとんど歩けなかった私にとっては、非常に嬉しい事でした。
しかし、仕事となりますと、真っ直ぐに歩くだけではありませんから、やはり痛む日がありました。
その時、Amazonで書籍を見ていた時、
「長引く痛みの原因は、血管が9割」
と言う本を見付けました。
「運動器カテーテル治療」
と言う治療で、足底筋膜炎に対する効果を、学会で発表したとの話も、ホームページに載っていました。
「メディカルプラザ江戸川」(2017年5月）
と言う病院に予約を入れ、
診察の先生から、
「普通(発症して期間の短い場合)の足底筋膜炎なら、100%治るけど、７〜８年経過してしまっているから、どうかな」
との話、
先端医療なので、健康保険がきかず、費用は、両足で、20万円近く、かかるとの話でしたが、完治させたい一心で、カテーテル治療の予約を入れました（今はテレビで紹介されてかなりの順番待ちとの事です。私は幸運でした）。
(カテーテル治療を行うのは、100メートル程離れた、江戸川病院)
脚の付け根から、血管の中に、カテーテルと言うくだを通し、かかとに、薬剤を入れる治療で、ほとんど無痛でした。
この治療も、段々と効果が出て来る治療方法との事で
(しつこい痛みで有名な、五十肩の場合、一年後は、24人中21人が、全く痛みがないと答え
三年後には、24人中22人が、全く痛みがないと答えたとの事)
私は、カテーテル治療後、最初の１ヶ月は、あまり効果を感じませんでしたが、その翌週、一週間は、仕事中に痛みを感じませんでした。
走ったり、ジャンプしたりは、無理ですが、日常生活に不便は、感じなくなりました。
しかし、それから、強いストレスを感じる環境になり(店の経営、親族の病気で、莫大な仕送りが必要になったなど)
しかし痛みは、再発しました。
病院の先生に「ストレスを感じると痛いです」と伝えると、
「それは誰でも同じです」と言われました。
…………
それが、2019年1月、意外な事で、好転します。店の経営が、最悪になり、しかも長く店に勤めていた、スタッフが「１ヶ月仕事を休む」と言い出し、クビにすべきか、１ヶ月待つべきか、散々悩みました
(普通ならクビですが、新しいスタッフを募集した所で優秀なスタッフが、入って来るとは限りません)
結局、3月は店のスタッフ総出で、団結して、一つのポジションを埋めながら仕事をする事になりました。
それで、否が応でも、動いて仕事をしなければならなくなりました。
「痛いなんて言っている場合じゃないぞ」
と思った時に、痛みが消えたのです。
結局、どこかの時点で、おそらく治ってはいたのですが、長年の痛みによる、恐怖があり、「歩くと痛い」と言うトラウマがありました。
それが、歩いた時に脳から、体を守る為の痛みの信号。すなわちこの場合は、長期化した痛みの恐怖による誤信号を送る原因になり、
それが痛みを作っていたのでしょう。（上手く書けません。すいません）
病は気からとは、この事でしょう。
３月16日、ダンスバーンの技術セミナーに参加する事が出来た事は、足底筋膜炎が完治した事を意味します。
(私の友人で、足底筋膜炎がネパールの岩山を登ったら、治ったと言う方がいます。ウォーキングをよくしていた方てすから、私より軽症だったようです。しかし10年以上苦しんだ足底筋膜炎との事です。
また、私の後輩の女子レスラーで、２年位、足底筋膜炎で
「痛いです、痛いです」と言っていた人がいましたが「気がついたら治っていました」
と言いました。
これも難治性ではなかったようです。
足に痛みのある方は、革靴、ハイヒールはやめて下さい家の中では、スリッパを履いて下さい。。
今の私は、元気にあちこち飛び回っていますが、約５年前は、自力歩行15メートル、松葉杖が無ければ歩けない状態だったのです。
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