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2019年02月11日15:20

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ヨルグ・プレヒテルさんとの思い出

皆様、こんにちは。


種々の蔵書の整理整頓をしていたら、クラシック音楽書の棚に、表記のヨルグ・プレヒテルさんの名刺が出て参りました。


ヨルグ・プレヒテルさんは、ドイツ人で、平成15年5月31日に、銀座の山野楽器のクラシック音楽売り場でお会いし、数分お喋りして、意気投合してしまいました。


日本語を流暢に話され、意思疎通がスムースに出来たから。


売り場での立ち話は他のお客様にも迷惑をかけるので、近くの喫茶店で談話したいとの要望に応え、珈琲を飲みながら、1時間ぐらい、欧州でのクラシック音楽界の近況をはじめ、主流のストコフスキー・スタイルの演奏法の間違いに至るまで、インタビュー(ヒアリング)し、歓談することが出来ました。


ヨルグ・プレヒテルさんは、ドイツ・ミュンヘンで、ドイツ弁理士・欧州弁理士・物理学博士として、ヴァイクマン&ヴァイクマンで、仕事(業務)されていることが判明し、私と同様な特許管理業務に従事され、しかも、同様にクラシック音楽マニアであることが分かったのです。


ヨルグ・プレヒテルさんは、指揮者・オルガニスト・チェンバリストのカール・リヒターさんや指揮者・ビオラ・ダ・ガンバ奏者のニコラウス・アーノンクールさんと親交関係にあり、よく知っていると言っていました。


そこで、私は親交関係にあれば、ニコラウス・アーノンクールさんに今度面会されたら、対抗配置での演奏を是非実現して欲しい旨を伝えて!!と嘆願したのです。


対抗配置での演奏が、クラシック音楽としての醍醐味・極意であることを、いつも持参していたモーツアルトの交響曲第41番「ジュピター」(オイレンブルグ版のポケットスコアー)を見せて、趣旨を説明し、ストコフスキー・スタイルが間違いであったことを認識して貰うことが出来ました。


ヨルグ・プレヒテルさんと別れ間際、よくわかったから、今度、ニコラウス・アーノンクールさんに伝えておくよ!!と言ってくださいました。


2015年のニコラウス・アーノンクールのラスト・レコーディングで、対抗配置での演奏・録音が確認出来ましたが、極端な強弱・早遅・間の取り方の演奏法は、相変わらずでした。


ニコラウス・アーノンクールさんが、対抗配置での演奏に換わったことに対して、大歓迎!!


ヨルグ・プレヒテルさんが、誠意を持って、伝えてくれたのでしょうね!!


ヨルグ・プレヒテルさんに、大感謝、大感激です。



参考:

ニコラウス・アーノンクールのラストレコーディング

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950490510&owner_id=19347649





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