「チョコをひとかけら食べるといいんですよ」
事務所でうちのギターのDAKENくんがテーブルにチョコを広げてくれる。
作曲をするとき、会議で集中力がいるとき、もちろん、イライラしたりそんな心模様のとき、どうやらチョコは血糖値をあげて心を穏やかにする効果があるらしい。
そして、事務所は、DAKENくんが出勤する日は決まって
チョコと、JAZZのBGMが流れていたりする
(仕事中に音が気にならないから集中力がアップするらしい)
素敵だ
全くもって素敵だ
いままでそういう自分へのいたわり方を考えたことがなかった。
僕は無類の銭湯好きで、仕事柄、全国の街のお風呂屋さんを巡っていたりする
その好きさが嵩じて、銭湯検定なるものも所有していたりする。
自分へのいたわり方というのは、ここでいうなら
「銭湯へいく」「マッサージ屋さんにいく」「ごはんをたべにいく」とか
やはり、そういう「The わかりやすいご褒美」だったと思うのだけど
「チョコを食べる」
その口に溶ける甘みはが、「あなたは穏やかな気持ちで過ごせますよ、さぁこちらへ」と誘導してくれる案内係になってくれて、「さぁ、これから気力、集中力を高めますからね」と、ディズニーランドのキャストさんのごとく、「期待をたかめてくれる力を発揮してくれる」
そんな、目と鼻の先の「自分へのいたわり」にどうして気づいてこなかったんだんだろう
足元にはこんな綺麗な野の花が咲いているのに、派手に咲く桜ばかりにおもんばかってしまったあまり、足元の幸せに気づけなんだ。。。そんな自分が。。。
と自己嫌悪のループの前に、「いや、未来はこれからだよ!!」と
テレビのCMの金融会社のCMって、どうして「正義の味方風のCMばっかりなんだろ??」
と金融会社のCMに出てくる正義の味方が手招きする姿が頭に浮かんでしまった。
The 違和感っ
閑話休題
街には、今コンビニエンストア、コーヒーショップ、レストラン、どこでも
気軽にホットコーヒーが飲めるようになっている。
ボタン一つで、「ホッと癒し」が買える時代だ。
昨日は、六本木にて打ち合わせ。
新しいチャレンジのトライアル期間に入るといった内容。
打ち合わせも終わり
小雨も降り出した六本木ヒルズそばのファミリーマートに入り
僕は、コーヒーを片手に、ホッと「クランキーのチョコ」をひとかけら頬張って
ネオンで光る東京の街を駆けていくのであった
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