北海道に限らないですが雪国では除雪した後の雪をどこに捨てるかが問題となります。
市や町が行う除雪はある程度溜まるとトラックや大型ダンプで持って行ってくれますが、個人で除雪した雪は殆ど誰も持って行ってくれません。
家の前に山積みにして、春が来て溶けるまで放置するか、自治体が持って行ってくれる場所まで雪を運ぶしかありません。
でも人によっては除雪した雪を家の前の道路に投げ捨てる人がいます。
道路の端の邪魔にならない場所ならばまだ分かりますが、車の通行帯、つまり道のど真ん中に雪を投げ捨てるんです。
その雪は何台もの車に「轢かれて」溶ける、と言うことになります。
一見合理的ですが、明らかなマナー違反です。
その雪が溶けずに氷の塊になって車や人が滑るなど危険な事もあります。
一例として札幌市の場合、秋〜冬の広報誌には「道路に雪を捨ててはいけません!」と書かれています。
道路の日当たりの良い場所を狙って雪を捨てるわけではないので、そのまま凍結する事になるのです。
車を運転していていきなり目の前に雪を投げられるのは危険はなくても不愉快極まりません。
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