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2019年01月06日01:28

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日本の超ホットな最先端技術

【ご注意!】
本日記の殆どは電気/電子オタ、技術オタが含まれています。
肌に合わない方はご遠慮下さいませ。「俺の肌には合わない」と苦情を言われても対応しかねます。

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私は技術的なものが大好きです。
例えば所有するクルマについても徹底的に調べたりディーラに聞いたりすることもあり、ディーラで回答出来ないとメーカの技術に質問が行くことがあったりします。
納得がいかないと気がすまないのです。

元は高周波回路エンジニアでしたし、電子部品に徹底的に顔を突っ込んだ経歴、そして子供の頃から父が残した数多くの電子部品を触った、数多く手がけたオーディオアンプの影響と勝手に思っています。
だから科学技術大好き人間です。


さて近年の日本の世界に誇る科学技術は数多くありますが、例えばiPS細胞、半導体技術(SiC、IGBTなど)、超微細加工技術、宇宙開発など多岐に渡っていると思います。

特にアメリカやロシアの独占と思われた宇宙開発もNASAでも出来ない技術を多く有しており、日本国民でも驚くほどの躍進があるのは嬉しいことです。

三菱の旅客機MRJは開発で苦戦していますが、例えば哨戒機P1などは機体はもちろんジェットエンジンさえも完全に国産ですし、航空機の機体に利用される炭素繊維の世界の9割は日本製です。

このような中で一般にはあまり知られていないが、世界の中でダントツぶっちぎりの超最先端分野が日本にあることを最近知りました。

しかも世界一どころか、日本が世界中で唯一無二というほどの技術分野があります。

それは超伝導及びそれに関連した技術です。

判りやすく言うとJR東海が建設中のリニアモーターカー(中央新幹線)に関する技術です。

超伝導はある金属を絶対零度(-273度)近くまで冷却すると電気抵抗がゼロになって電源を遮断しても永遠に電流が流れ続け、非常に強い電磁石が出来ると言うものです。


JRのリニアモーター関連は知られていない以下の秘密があります。

・リニアモータ及び関連、派生技術には非常に多くの特許が申請されていて、かつ他産業にも技術波及効果を既に出している。

・リニアモーターカーは運転手が乗らず地上から制御するが、その運行司令室は今まで一度も報道公開されたことはなく、極秘中の極秘。それだけ世界に誇たる技術の集大成となっている。


知っていても知られていない(?)という技術の一つに非接触送電があります。
スマホや髭剃りのワイヤレス充電というのを聞いたことがありませんか?

スマホなどを専用充電台に乗せるだけでケーブルやコネクタを繋がなくても充電できるものです。

これを電気自動車の充電に使おうという研究がされていますが、じわじわと電池を充電するだけなので大した電力ではありません。

でもリニアモーターカーは数百kWの電力を500km/hの速度で走りながら電力伝送を行うと言う技術を確立したのです。

これほどの大電力超高速でのワイヤレス伝送はここが唯一です。

また超伝導リニアモータカーにはタイヤがあります。
これは150km/hくらいにならないと充分な磁力で浮上できないので、それ以下の速度ではリニア推進ながらタイヤで車体を支えるのですが、万が一の場合は500km/hからいきなりタイヤで接地することになります。

航空機でさえ最高で300km/h以下での接地ですから、回転していないタイヤがいきなり500km/hから接地して超高速回転するのですが、これに耐ええるタイヤをメーカーと共同開発しています。

速度はともかく耐久性などのノウハウは将来一般のクルマに役立つのではないでしょうか?

その他にも高効率送配電技術、超大電力高効率半導体(Sic−IGBTなど)など数多くの波及技術と特許を取得しているそうです。

知られていなくても間違いなく我々の日常に役立つ技術ばかりだと思います。

従来の新幹線も多くの経験によって支えられた最先端技術ですが、特にリニアに関しては宇宙開発と並ぶ超先端技術と言えるのではないでしょうか?

私は今は技術者としては外れた、遠ざかったとは言え、元技術者、そして日本人として大変な誇りを感じます。


最後に、歴代の殆どの永久磁石は日本人の発明だとご存知?
小学校の教材のU字磁石でおなじみのフェライト磁石や、今主流の超強力のネオジム磁石(銀色の小さな磁石)は全て日本人の発明です。


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