「まんぷく」武士の娘の娘の娘の目の前で、財産没収卯

第二子である幸、誕生！おめでとうー！
だが、GHQから重いノルマを課されている財務当局は立花家の資産の差し押さえに乗り込んできた。
実際、安藤百福氏は泉大津の製塩所の他にも、大阪市内の土地や兵庫・上郡の薪炭林を所有していたが、これらもすべて没収され、競売にかけられた。ただ、製塩所の従業員に退職金を出すことはできたようだ。

萬平と東弁護士は、財務当局を相手どって提訴することに。
もともと不当逮捕だと思っていた百福氏は、税務当局を提訴。反税運動が起きていた国民側を味方につけることができたのだ。
それによって、税務当局が訴えを取り下げれば即釈放すると言ってきた。だが百福氏は無罪を求めて戦い続けた。
実は、実質的に百福氏の闘争をやめさせたのは、娘の明美だった。はじめて見る娘の顔に、百福氏の心が動いたのだ。

だが税務当局はあくまでGHQの手先であり傀儡。税務当局は東弁護士を逮捕するために東氏の事務所に乗り込んできた。
東弁護士が逮捕されたら万事休すではないか。どうなるの？