……「STRAIGHT OUT OF HELL」/HELLOWEEN
HALLOWEENといえば、HELLOWEEN。
このネタ、何年連続になるんだろう(笑)
この日は、ここ何年かはHELLOWEENのことを書いています。
以前にも、何度か書きましたが、僕がヘビーメタルが好きになるきっかけになったアルバムはオジーの「BLIZZARD OF OZZ」で、ランディ・ローズのギターで誘われたわけですが、その次にハマったアルバムがHELLOWEENの「守護神伝」でした。
僕にとってHELLOWEENというと、思い入れもありどうしても「守護神伝」になります。
その次に買ったのが「HELLOWEEN」と「WALLS OF JERICHO」のカップリングCDで、これもよく聴いていました。
では、アンディ・デリス時代が好きではないかというと、そうでもありません。
というよりも、リアルタイムで初めて体感した彼らのアルバムは「MASTERS OF RINGS」でした。
このアルバムは素晴らしかったですよね。
「TIME OF THE OATH」も凄かった。
ただ、この頃のHELLOWEENで気になっていたのがドラムス。
僕はインゴ・シュヒティンバーグの突っ込み気味に走る、勢いのあるビートが大好きだったので、ウリ・カッシュの複雑なオカズを駆使した手数の多いドラムは苦手でした。
「BETTER THAN RAW」のツアー時に来日公演を観たんだけど、やっぱり、ドラムにがっかり。
LIVEをみて、あんな残念な感じは、後にも先にもなかったですね~。
だから、現在のダニ・ルブレのドラムは、僕にとってはまさにこれだ!という感じがします。
手数よりも、スピード感を重視した、潔いまでの勢いのあるドラムは、まさにHELLOWEENスタイル。
「STRAIGHT OUT OF HELL」は現在のラインナップの魅力が十二分に詰まった素晴らしいアルバム。
各楽曲の完成度は高いし、バンドの演奏も溌溂としています。
このアルバムに伴う来日公演は本当に素晴らしくて、“Power”や“Falling Higher”はあるべき姿に生まれ変わったと思いましたね。
ただ、“Eagle Fly Free”とか“Dr Stein”、“I Want Out”は現在のラインナップでやらなくてもいいような気もしましたね。
この時はGAMMA RAYが対バンで、カイ・ハンセンがゲスト参加したり、なんてこともあったから“How Many Tears”は、カイが歌えばいいじゃん、とも思いましたしね。
現在はPUNPKIN UNITEDがまだ、続いているのかな?
キスクが復帰して、キスクの歌う曲とアンディが歌う曲と分担できるなら、それぞれの魅力が発揮できて、そのほうがいいかもしれませんね。
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