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2018年12月03日13:59

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(2015年)7/12 最後の?八戸

往復東北新幹線での東京行きから1週間後,八戸から新青森までだけですが,実はまた東北新幹線に乗っています。

震災後,中尊寺での奉納演奏をはじめとするオオフジツボの東北ツアーは恒例となりましたが,ちょうど私の道南在勤中に八戸まで来てくださるようになり,2013年,2014年と日帰りで訪れました。

この2015年は7月に福島と八戸,8月に一ノ関と平泉と2度に分かれてのツアーとなりました。8月だと既に道南の住人ではなくなっていて,仕事を休まずして行くことはできないため,八戸が7月でよかったです。

ただし,日帰りするためには,ダイヤの関係で復路は本八戸駅20時38分発がリミットとなります。2014年の龗(おがみ)神社は本八戸駅の目の前だったのに対し,今回の会場となるsaule branche cafeは駅から1キロ近くある八戸市役所そば。18時開演とはいえ,駅までの時間がある上,対バン形式のライブにて終演は遅めの時間になることが予想されます。

2013年と2014年はひやひやしながらも終演まで見届けることができましたが,今度こそ途中退席になるのではないかと思われました。
それでも,今後また道南に勤務することがあるかわかりませんし,普通の週末に青森県に日帰りできるような暮らしをすることはもうないかもしれません。引越準備も全然着手できていない中ではありましたが,途中退席になっても行っておきたいと思いました。

東京行きと異なり,朝一番で出発する必要はなく,往路は新幹線を使わなくても十分間に合います。

本八戸駅到着時刻から逆算し,当日は函館駅10時21分発のスーパー白鳥20号に乗りました(以下に出てくるダイヤは北海道新幹線開業前のものですので御注意ください。)。青森駅には12時14分着。青森駅からは,旧東北本線の第3セクター青い森鉄道に,ホリデーフリーきっぷを利用して乗り込んだのだと思います(青い森ホリデーフリーきっぷは,現在は青い森ワンデーパスにリニューアルしているようです。)。

2013年は青森と陸奥市川を往復できて非常にお得だったのですが,2014年,2015年の青森から八戸への片道だけでも正規料金よりはまだお得でした。

青い森鉄道の発車時刻が12時45分で30分ほどゆとりがあったため,例によってロビナの宮脇書店や成田本店しんまち店に急ぎ足で立ち寄った可能性もあるかもしれません。

新幹線なら新青森八戸間は30分程度ですが,青い森鉄道の青森八戸間は1時間半弱の14時06分着。青い森鉄道は更に南へ続きますが,ここからは東へJR八戸線に乗り換えて14時24分発。本八戸駅は14時33分着でした。

八戸駅での18分間で帰りの新幹線の切符を買っておいたのだったでしょうか。前年の反省を活かし,乗車券は本八戸駅からとしました。

函館駅を1本遅い11時19分発の白鳥22号に乗車した場合,本八戸駅着は15時54分着となります。駅から少し距離のある初めての場所で17時開場ということで,迷った場合のリスクを考えるとゆとりが1時間だけなのは少し心細いかなということでの選択でした。

それでかなり時間のゆとりがあり,会場を確認後もう少し南下すると,八戸の中心街はここらなのかなという辺りに行き当たりました。ビルの2階か3階にあった地場の書店,もとはイトーヨーカドーだったらしいテナントビルなどを覚えています。海まではけっこう距離があると思うのに青空の高いところを海鳥が飛んでいたのを見たような気もします。

北上して会場のそばまで戻ってもまだ時間があったので,八戸城跡の三八城公園に腰掛けて本を読んだりしました。会場までは傾斜地を下った記憶です。

開場時刻頃にsaule branche cafe(そーるぶらんちカフェ)に再び赴くと,前週も東京でお会いしたオオフジツボや常連客の皆さんがいらっしゃいました。驚いたことにはzabadakのオリジナルメンバーであられる松田克志さんもいらっしゃっていて,藤野さんらと歓談されていました。

お話の様子からすると,2013年,2014年も八戸のライブにいらっしゃっていたようでもありました。私はいつも北海道に日帰りするため終演するとすぐとんぼ返りですから気が付かなかったのかもしれません。松田さんは現在は遠野在住ですから,八戸にいらっしゃっても不思議ではありません。

心残りだったのは,そんなこんなで開演前に藤野さんに御挨拶できず,途中退席になるかもしれないことを事前にお伝えできなかったことです。2014年にお伝えした時は,アンコールのところで席を立って会場後方に移動はしたものの,ぎりぎり最後まで聴き遂げることができましたが,この夜は事前のお断りなしにいきなり演奏中に席を立つことになってしまいました。

戸田さんと八戸北高演劇部同窓の山田景子さんは,名司会者ぶりを目にはしてきましたが,お話ししたのはこの時が初めてだったと思います。予約をしていたせいか,三度目になるので覚えてくださっていたものか,北海道からやって来たことを前提に問われて,海峡線,青い森鉄道,八戸線を乗り継いだといった話をさせていただいた記憶です。日帰りなので途中退席になるかもしれないと山田さんにお伝えしたのをお店の方に御紹介くださったのだったでしょうか,開演前にトリニテの当時の最新アルバム『月の歴史』や装飾女さんのアクセサリー類を購入した際に,今のうちに買っておかないといけないものねとの優しい言葉をいただきました。装飾女さんの作品は夏場で売り切れて秋の北海道ツアー時には購入できないことが多いのでよかったです。

八戸ライブのフライヤーの絵を描いてくれた小学生低学年くらいの女の子を紹介されて,オオフジツボの皆さんが歓談されていたような記憶もあります。

まずは対バン相手,地元青森県で活動しておられるらしきzodiac nova pop-machine & contemporary systemです。民俗楽器風の打楽器などを使った妖しいイメージが浮かぶのですが,記憶にあまり自信はありません。

後半のオオフジツボの前にもゆったりとした休憩時間があって,演奏開始時には19時半近くなっていたのではないでしょうか。途中退席は確定的になってきました。

退席まではそんなに多くの曲数は聴けなかった記憶です。本八戸駅までの時間を考えて20時15分頃,確か「なのはな」が始まったところで,そーるぶらんちカフェを後にしました。皆さんには事前にも退席時にも御挨拶はできませんでしたが,後のやり取りでは,私の退席を見て申し訳ないように思ってくださったようです。

おかげで本八戸駅には楽に間に合いましたが,八戸駅まで移動した後,新幹線が遅れていることがわかり,青森駅で急行はまなすに間に合うかスリルとサスペンスを味わったのは,この時だった気がします。

幸い新青森から青森に移動してからの急行はまなすにも間に合いました。
この時はパック旅行ではありませんでしたから,はまなすも気ままな自由席です。
するとどうでしょう。私と同じ車両に岡田浩安さんが楽器と思われる荷物を携えて乗り込んできたではありませんか。

後から調べてみたところによると,岡田さんは仙台での演奏の帰り道だったようでした。
面識を得させていただいているか微妙なのでお声かけまではしませんでしたが,旅慣れた様子の岡田さんは空いている座席を活用して睡眠態勢に入っておられました。

岡田さんは朝6時過ぎの札幌到着まで乗って行かれると思われましたが,私は0時44分着の函館駅で下車したのでした。

さて,実は翌週も土曜は札幌,日曜は青森に行っているのですが,次に記すのは3週間後のできごとです。

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