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2018年07月11日02:14

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ＮＨＫ　ＢＳ　「偉人の健康診断・・・空海」より

ＮＨＫＢＳ「偉人の健康診断・・・空海」より

　空海は年少の頃からバイリンガルの環境で育ったために、言語を学ぶ脳内回路が発達していて、遣唐使として唐に派遣された時に外国語を学ぶ速度が速く、密教の弟子たちでさえ難解で苦労していたサンスクリット語を僅か三か月間でマスターしてしまいました。こうして外国人であった空海は彼らを差し置いて奥義を伝授され、かくして本来は２０年の予定で遣わされた期間が僅か２年で帰国した３６歳の彼を朝廷は認めず、罪に定めたのでした。
　唐に滞在中、弘法大師なる人物がやってきましたが、国書を紛失していたために入国できませんでした。そこで空海が審査請求に当たる文書を漢文で書き上げて献上した処、その文章の出来が非常にに良かったことから入国が許可されたのでした。現地では今も空海の名前が語り継がれているほどの有名人なのです。
　記録から、晩年うつ病を患っていたようですが、然し、山歩きがそれを癒したそうです。

　尚、脳内の言語習得回路は８ヶ月くらいまでがピークで、以降徐々に低下し、小学高学年くらいがタイムリミットであると解説していました。
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