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2018年07月09日19:09

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東京03 第20回単独公演「不自然体」前編

東京03 第20回単独公演「不自然体」に行きました。
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会場が新国立劇場だった為、東京03の名前がトスカと並ぶというカオスっぷり。終演後はトスカの客と03の客とでロビーがごった返すというカオスっぷり。

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お花も沢山来てました。バカリ、バナナの並びに、豊本嫁のミス・モンゴル。何故に?お笑い枠なのか、ミス・モンゴル!(モンゴルさんは、女子プロレスラーです)

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ももクロちゃんからのお花。写真撮ってる人がい沢山いた。メンバーカラーで綺麗。

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大御所からも。これは爆笑問題。内村氏からのお花もあった。

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何故かあった、電グル卓球氏からのお花。何故?

今回は、東京03ベーシックといえる内容が多かったと思います。あまり突飛なのはなかったな。個人的には、飯塚氏が壊れるのが好きなので、そういうイレギュラーものも観たかったけど、初めて観る人には、これぞ03!というネタが揃ってて良かったと思う。
もう、20回も単独やってるんだね。

グッズも色々売ってました。プログラム(毎回買ってる)と、クリアファイルを購入。プログラム。以前は、東京公演の時はまだ出来てなくて通販だったケド、最近はちゃんとあって嬉しい(って、コレが通常だケドな!人力舎!)。クリアファイルは美術館に持って行く用がなくなったので追加で買う。
他にも、マステやタオル、Tシャツ、CD、DVD等々諸々売ってました。

今回、ちょっと思ったのは。03のライブ、雰囲気がどんどんシティボーイズライブに似ていってます。コント内容がじゃないよ。ライブの雰囲気がね。
新国立劇場。2階席に初めて座りました。結構観やすかったな。あれなら1階席の後ろより良いかも。オペラグラスは持って行ったケドね。

※以下、東京03 第20回単独公演「不自然体」の感想を書きます。ライブはまだ続いています。ネタバレになる部分もありますので、ネタバレNGの方は、ここから先は読まない方が良いと思います。

では、ネタバレOKの方のみいらっしゃいまし〜。

東京03 第20回単独公演「不自然体」
会場:新国立劇場 中劇場
※以下、お品書きです
・OP演奏 大竹涼太氏のピアノ
・OPコント 不自然な日
・OP映像 不自然な歌詞の回収(だったかな?)
・響いた言葉
・映像 響いた言葉
・常連客
・映像 豊本君の落とし方
・同窓会
・映像 用意してるのを斬る侍
・二人の雰囲気
・映像 作ってそうで作ってない人と作ってなさそうで作ってる人
・待ちわびて
・映像 トヨカクの物販の歌
・言いにくい人
・ED映像〜挨拶

・OP演奏 大竹涼太氏のピアノ
不自然体というタイトルだケド、今回は綺麗な旋律の曲だった。

・OPコント 不自然な日
会社。飯塚がいる。飯塚は先ごろ栄転が決まったのだが。同僚の角田と豊本がやってくる。豊本は大きな袋を持っている。角田「おう、飯塚。どうしたの?」飯塚「いや、何か、気付いたら俺1人になっちゃったんだよ。部長に仕事頼まれてやってたら。」角田「でも、オマエ凄いよな。この部署から本社に栄転なんて、初めてだぜ。」飯塚「そんなコトないよ。」角田「…なぁ、これから飲みに行かない?」飯塚「…何で?」角田「いや、たまにはサ。」飯塚「豊本も飲みに行くの?(大荷物を見て)それで?」豊本「うん…。たまには行こうかなって…。」飯塚「オマエ、酒飲めないのに?!」豊本「うん。何か、今日は烏龍茶が飲みたい日だなって…。」飯塚「そんな日ある?」飯塚は、角田も豊本も、何なら、この部署全体が不自然なコトに気付く。飯塚「一体今日、何があるんだよ?さっきからオカシイと思ったんだ。部長が仕事押しつけてきた辺りからあれ?って思って。今日、何があるんだよ?」角田はごまかしきれず、「これからサプライズパーティーがあります!」と白状してしまう。豊本「あ!どうするんですか?言っちゃって。」角田「だって仕方ないだろう。バレちゃったんだから。」飯塚「バレるよ。オマエら不自然過ぎるんだもん。(豊本の持ってる袋を見ながら)オマエ、パーティーハットの先端出ちゃってるし。もっと上手く隠せよ。」角田は、上手くサプライズパーティーの場所まで案内する役目だった。角田「どうしたら良いんだ。」飯塚「ああ。大丈夫だよ。気付いてないフリをするから。」角田「…はぁ!?だったら、俺たちの時も気づいてないフリをして欲しかったんですケド!」飯塚「だってオマエら不自然体過ぎて…。」角田「俺たちにもその気遣いを見せて欲しかったはぁ!」

オーソドックスな03のネタね。角田氏のいちゃもんの言い方が凄く好き。

・OP映像 不自然な歌詞の回収(だったかな?)
不自然な歌詞を画面上で指摘しつつ、回収して行く歌だった。彼女にフラレた歌かと思ったら、デートクラブの外人女性がいなくなった歌だったという。「君は何処に行ったのか?」で「国に帰っただけだよ。」というツッコミに笑った。

・響いた言葉
居酒屋。会社員の飲み会らしい。久々に集まった後輩の飯塚と先輩の角田と豊本。「このメンバーで飲むのなんて久々じゃない?」と角田。飯塚「僕が営業職として今もやっていけるのは、お二人のおかげです。」角田は飯塚が新人の頃、良く一緒に飲みに行き、色々アドバイスをしていたらしく、「俺がした話で覚えているコトはあるか?」と飯塚に問う。飯塚「そうですね。角田さん『営業は、商品をいかに魅力的に思わせるかが大事だ。だから、魅力のないオマエには、営業は向いてない』って言われたコトかなぁ。あれは覚えてて…。」角田「え?!俺、そんなコト言った。…ごめん…。他にない?」飯塚「はい。角田さん笑いながら『オマエ、顔に泥塗ってるのか?』って言って来て。『塗ってないですよ』って僕が言って…。」角田「いや、そうじゃなくて…。」飯塚「あ!『オマエ、顔に味噌塗ってるのか〜』って手にキュウリ持って追いかけて来たコトありましたよね。あれも覚えてます。」角田「そうじゃなくて!」角田は、飯塚に良い話を沢山したと言い出す。「オマエが営業に悩んでいる時、商品を良く見せるんじゃない。商品の良さを相手の心に伝えるんだって言ったじゃん。」飯塚「…覚えてないです。」角田「あ、あれは。オマエが部長に言われて『出来るわけない』って言ってた時、出来るわけないじゃなくて、まずやってみるコトが大事なんだぞって。」飯塚「…覚えてないです。」悉く覚えてない飯塚に、怒りだす角田。「何でだよ!」飯塚「あれ、なんですか?エシャロットとキュウリ持って『味噌塗ってんのか〜』って追って来て…。でも、それで、俺、絶対、営業頑張って見返してやろうって…。」角田「おい!」しかも、飯塚は、「豊本さんには、本当にお世話になりました。」と豊本には良い印象。角田「違うだろ!コイツ(豊本)は、何にも思っちゃいないんだよ!思っちゃいないから、誰にでも優しく出来るんだ。俺は、オマエのコトを本当に思っているから、冗談も言うし、辛口のアドバイスも出来るんだよ!」

途中、あまりの角田氏のキレっぷりの熱演で、飯塚氏がガチ笑いをしてしまった。
ここまでの奴はいないにしても、「相手のコトを思って言ってる」的押しつけが酷い人って、本当にいるよね(^_^;)。自分が良いコト言ってるのに酔っちゃってるタイプな。

・映像 響いた言葉
前述の角田家。家には娘がいる。娘に良いコトを言うも、娘の心には全然響かない。娘の結婚式の日。娘は「最後にパパのあの言葉が聞きたい。」と言う。角田「いいか。結婚は人生の墓場だと言うけど、墓石も磨けば光るんだぞ。」新郎(飯塚)「何ですか?今の?」角田「いや。そういう流れで…。」新郎「今のは狙い過ぎって言うか。狙い過ぎて寒い。寒くて滑ってる。寒滑りですよ。」角田「寒滑りって言うな!オマエ、結婚させねえぞ!」新郎「良いですよ。こんな寒滑りするような父親、持ちたくないですもん。」

他、娘が子供の頃に聞かされた言葉もかなり意味不明だった記憶が。「怒りは自分より他人の心を傷つけるぞ。」だっけ?「失敗をおそれたら、成功という海原に乗り出せないぞ。」とか。言いたいコトは何となく分かるも、心には響かない言葉。

・常連客
レストラン。常連客(豊本)がナポリタンを食べている。横には客(角田)が同じようにナポリタンを食べる。マスター(飯塚)がやってくる。「久しぶり。最近来なかったけど、どうしたの?」常連客「出張とか多くて、なかなか来られなくて。」マスター「あ、これ…ナポリタン、大盛りにしてあるから。」常連客「え?」マスター「いいの、いいの。サービスだから。」横でその会話を聞いている客、「あの…。」マスター「はい。」客「大盛りって出来るんですか?」マスター「出来ますよ。150円で出来ますケド。」客「あ…お金…はい…。」マスター「どうします?大盛りにしますか?」客「いえ、いいです。」マスター「そうですか…。」マスターは常連客にまた話しかける。「あ、コーヒーおかわりいる?」常連客「あ、お金は…。」常連客「いいよ、いいよ。いつも来てくれてるんだし、サービスで。」客はまた聞き耳を立てる。客「あの…。」マスター「はい?」客「コーヒーのおかわりって出来るんですか?」マスター「出来ますけど。」客「お金は…。」マスター「…通常の料金を頂きますが…。」客「あ…そうですか。分かりました。じゃあ、いいです…。」マスターは又、常連客に話かける。「あ、これね、上に目玉焼きを乗せてもおいしいから。やってきてあげようか?」客は又聞き耳をたて、そしてブチ切れる。サービス内容が違うのが解せないと言い出す客。マスター「ああ。でも、こちらのお客さんは常連さんで、新入社員の頃から来てくれてるんだよ。」客「分かってる!分かってます。そして、そういう常連客…みたいなのに憧れてもいる!でも、そういうのは聞こえないようにやって!!」マスター「…ええ〜…。はぁ…すいません…。」マスターは常連客に話しかける。「何かごめんね。嫌な思いさせて。今日はそれ、無料でいいから。」客「だーかーら!」マスター「今のはサービスじゃなくて、お詫びでしょう?」
客とマスターが喧嘩を始める。常連客「ちょっと待って下さい!あの!すみません!僕も迷惑なんです!」マスター「え?」常連客「いや。マスターの気持ちは嬉しいです。嬉しいんですケド、どうしていつも僕にだけサービスするんですか?いえ、嬉しいですよ。勿論、料理も美味しいし。だから、いつも来ていたんです。でも、僕より長く通ってる人もいるのに、その人にはしないで、僕にだけサービスするから、他のお客さんが変な目で見てくるんです。それが嫌で、最近来なくなったんですよ!」客「…ひょっとして…狙ってるの?」マスター「……。」無言の肯定(笑)。

私、好きなネタだった。最後のマスターの無言の肯定が可愛い。でも、これ、角田氏の気持ちも分かる。いや、難癖なんだケド、いくら常連客で、相手に気があるからって、自分と格差を付けられたら、気分良くはないよね(^_^;)。コソっとサービスするなら良いケドね。

・映像 豊本君の落とし方
文字と声のみで進む映像。マスター「常連客になりたい?」角田「そういうものに憧れは…ある。」マスター「だったら、常連客にしてあげるから、どうやったら豊本君を落とせるか考えて。」角田「え?本当に?う〜ん。だったら…俺が彼…。」マスター「豊本君ね。」角田「…に難癖をつけるチンピラをやりますから、そこをマスターが助ければ、彼は落ちると思うんですケド。」マスター「いや。あの、通常の男女の場合と違うから。あと、どっちかって言ったら、僕が助けられたい方だから。」角田「じゃあ、僕がマスターに難癖をつけたら、彼が助けてくれて…。」マスター「うん。僕はもう、落ちてるから。」角田「あ、じゃあ。彼をドライブに誘って、運転して車をバックする姿を見せたら、彼は落ちると思うんですケド…ベタですかね?」マスター「うん。だから。そういうコトじゃなくて。それに僕が運転される側の方が良いから。」角田「じゃあ、彼が運転して、車をバックする姿を見たら、マスターは落ちると思うんですケド。」マスター「うん、落ちてる。僕は既に落ちてるから。」角田「あ、じゃあ、誕生日に年の数だけの薔薇の花を用意してプレゼントするのはどうですか?ベタかなぁ?ベタですかね?」マスター「うん。だから、ベタとかそういうコトじゃないし、どっちかって言ったら、僕は貰いたい方だし…。」角田「あ、じゃあ、彼にプレゼントして貰って…。」マスターは角田の全然埒のいかないアイデアにブチ切れる。マスターは角田を殴ったらしい。角田「痛っ!痛い!殴ったぁ!」マスター「アンタは常連客にしてやらないは。」角田「ええ!それとこれとは別でしょう!…あいたっ!」と、そこに豊本登場。「喧嘩はやめて下さい!」と、角田を助ける豊本。角田「助けてくれた!助けてくれて有難うございます!好きになりました!付き合って下さい!」マスター「何で、アンタが告白するのよ?」殴ったらしい。角田「あのね!告白の邪魔を…。」豊本「だから、喧嘩するな!」と豊本も殴り出す。角田「殴った!」豊本「これは殴ったんじゃなくて、制裁です!」マスター「どさくさで、豊本君に触っちゃお…。」角田「豊本君に触らないで…。」豊本「制裁です!」

死ぬほど笑った映像ネタ。こんなに映像で笑ったの、バナナマンのヤンキー語と、さまぁ〜ずの手コント以来かも知れない。最後がカオス。アドバイスの時、心の中で「だから、飯塚さんは、もう、豊本さんに落ちてるから!」と何回もツッコんだ(笑)。角田さんの人の話の聞かなさっぷり。
最初は、アドバイスで、次が三角関係で、最終的に豊本さんは殴ってるし(^_^;)。
「彼」と角田氏が言う度「豊本君ね」と訂正する飯塚氏も可笑しい。
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