■「潜伏キリシタン」世界遺産に登録決定 国内22件目
(朝日新聞デジタル - 06月30日 18:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5179691
秀吉が、突然キリシタン弾圧を決断した理由について、議論が起きていましたが、その背景は
西南諸大名の軍事力を押さえるためですね。
キリシタン=貿易の利益+武器輸入ですから。
そして現実に明治維新で徳川幕府を転覆させたのは、グラバー→坂本龍馬等のルートによる
米国の南北戦争終結によってあふれた最新武器の流入の結果でしたから。
秀吉の時代当時の南蛮勢力の植民地化戦略の基本は、貿易の利益と武器供給をてこにした
現地勢力の分断統治でしたから、日本もあのまま天下統一が遅れて、戦国大名の
せめぎ合いが、続いていれば、南蛮勢力の浸透を許し、日本人同士が際限なく殺し合う中で、
南蛮人の植民地になってしまっていても不思議はない訳で。
信長、秀吉、家康の天下統一によって、火縄銃の国産化が急速に進み、日本の植民地化
が阻止されたというのは、物理的現実ですよね。
明治維新における、慶喜大阪脱出や江戸無血開城と同じですね。
もしあの時、薩長同盟と江戸幕府が、延々と内戦を続けていたら、中国のような
半植民地化を免れなかった。
早々に江戸幕府が戦いを放棄したことが、日本を救ったと言えるかも知れない。
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