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2018年06月09日12:49

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(2015年)5月

この年のゴールデンウィークは年末以来で旭川に帰省しました。
道南には単身赴任者も多い中,この頃の同僚は家族と暮らしていて函館に残ってくれることが多かったので助かりました。

いつものように往路で札幌に立ち寄り,道南では入手困難な書籍類を購入した以外は特段記憶に残ることはありません。りびあんではあらさんよこたにさんたまみさんナカムラちゃんさんのセリエフィスク,ジャックでは健さん昼下がり,4月に青森に観に行ったグループの札幌や小樽でのライブ・・・などがあったのですが,いずれも連休の真ん中辺りで,遠く道南から移動しての道北滞在中に,自宅や実家があるわけではない道央と往復するにはエネルギー不足で,道南時代にはこうしたことがままあったと思います。

次の札幌行きは翌々週の(2015年)5月16日(土)から17日(日)にかけてです。
16日(土)はKRAPS HALLで予めチケットを購入するたぐいのライブ。
例によってS氏宅に泊めてもらい,翌17日(日)がのやにてカルマンでした(因みにダイマではRINKA,ぐるぐるではマルカートのライブがあった日でもあります。)。

水曜日頃から道内ツアーが始まっていて,栗山,富良野の野良窯,当別の紙ひこうきと続き,翌18日(月)はなまらやだったのですが,道南からでは唯一手が届いたのがこの日ののやのみとなりました。結局なまらやには道南にいる3年間1度も訪れることができなかったことになります。

のやで開演前にチューニングをされていた健さんが私の姿を見て,オオフジツボがまた来ますよと教えてくださったのはこの時だったのではないかと思います。いつですかとお尋ねすると9月の連休とのことでしたので,手帳にメモしました。

この年の秋,5日間のオオフジツボの北海道ツアーのうち,3日間が健さんとの本格共演となりましたのから,今にして思えばこの頃に既に健さんへのオファーがあったのでしょう。

カルマンのライブの曲目などは流石に記憶が薄れてしまいましたが,ネズミを目撃した夫婦の,大きいネズミだった,いや小さかった,チュウ!というトシさんの小咄を初めて聞いたのも,この時のことと思われます。

19時開演にて終演すると,苗穂駅を経由して札幌駅22時発のはまなすに乗り込むにはぎりぎりの時間になっていました。話をしていったらと健さんがお声かけくださった記憶ですが,この時はトシさん岡林さんとは全く言葉を交わすことなく道南へ向かわなければならなかったのでした。

翌週末,(2015年)5月23日(土)には,早朝からS氏がはるばる車で来て,函館から私も同乗して松前経由で江差に行き,開陽丸や横山家を観ました。
S氏は開陽丸を1度は見ておきたかったとのことで,私の都合が悪かった場合は1人でも行くつもりだったとのことでした。

結果的にこの後の7月いっぱいで3度目の道南勤務が終わることになるのですが,これ以降の週末は全て札幌行きか東京行きか函館でのDrakskipのライブかで埋まっており,翌24日(日)は宿直勤務で慌ただしかったとはいえ,この日以外には同行できなかったので幸運でした。

復路は厚沢部を経由し,ロケットが来たこともあるカンペシーノの前も通ったのですが,もう1度行けと言われてもたどり着く自信はありません。松前藩と旧幕府軍の戦場ともなった館城跡にも立ち寄りました。S氏は,案内板の文章を,新政府の視点で書かれているため,旧幕府軍のことが徳川脱走軍と書かれていると指摘していました。

函館市内にたどり着いてからは,梶尾さんの恩讐星域が出てはいないかと函館蔦屋書店に寄ってもらい,S氏がお疲れのため,私だけ降りましたが,入荷がまだだったので,宿直明けの25日(月)に再度自転車で立ち寄ったのではなかったかと思います。職場や住まいからはかなり離れていて,我ながら元気でした。

S氏の希望で,神山町のびっくりドンキーにも寄り,早めの夕食をとりました。

道南での住まいに送り届けてもらい,仮眠ぐらいはしていってもらったでしょうか。
この時にS氏が立ち寄ったのが,道南3年間で業者以外で部屋に立ち入った唯一の客ということになります。

翌週末(2015年)5月30日(土)は,今度は私がまたまたS氏宅に泊めてもらっています。前年に続く杉真理さんと村田さんの還暦ツアー, 30日(土)が小樽の一匹長屋,31日(日)が琴似のレンガの館ホールでした(更に前日の29日(金)は旭川のアーリータイムズで,杉さんが旭川でライブをする日が来るなどとは高校時代の自分に教えてやりたいというのはこの時のこととなります。)。

杉さんと村田さんは前年(2014年)5月末にも還暦ツアーで琴似レンガの館にいらっしゃっています。その日,本当は東京でじょんさんお休み前の最後のハンドリオンを見届けたかったのですが,月曜朝にどうしても外すことのできない仕事があって断念し,札幌ならば日帰り可能ということで杉さん村田さんの方に訪れたのでした(レンガの館の近所に住むS氏はハンドリオンを観に行って留守。大変羨ましかったことでした。)。

2015年は更に旭川と小樽のアットホームな会場が加わりました。
一匹長屋はこの時が初めてではなく,道南勤務直前にビロビジャンで訪れたことがありました。
終演後には打ち上げもあり,親しくお話までしたわけではありませんが,杉さん村田さんと同じテーブルを囲むとは,これまた高校時代の自分に教えてやりたいようなことでした。

私が高校生の頃,杉さんがアルバムmistoneとともに,同じタイトルの著書もお出しになりました。実家には両方姉が買ったのがあって,私自身は,アルバムは社会に出てまもなくに自分でも買ったのですが,著書の方は古書店からネット通販で入手してそんなに経っていなかったと思います。それをこの時持参して杉さんからサインをいただきました。

興味を示してお客がいらっしゃって,打ち上げの席上お尋ねを受け,杉さんの著書であることをご説明しました。数人でいらっしゃっていたうちのお一人でしたが,お話を交わしたところでは,かなりの杉さんファンでした。今では恒例行事になっている8月渋谷でのアルバム全曲ライブ(2015年はSYMPHONY #10)にも行かれるようで,私もお勧めを受けました。毎年平日なので行くのは,ちょっと難しいのですが。

私が函館から来ていることから,村田さんから函館で自分たちのライブに適したところはあるかとの話になった際,亀しょうの名を挙げるなど,ただ者ではなさそうなお客でした。

打ち上げはまだまだ続いていましたが,札幌行きの終電の時刻に間に合うように失礼し,S氏宅をめざしました。

打ち上げで皆さんの好もしいお人柄がよりいっそう伝わってきましたが,村田さんは亡くなって再びいらっしゃることはなく,マスターの御病気により一匹長屋もまた閉じられました。この夜のことは文字どおり一夜の夢のようです。

翌日31日(日)は五十嵐浩晃さんがゲストに加わります。レンガの館ホールで,再び前夜のお客と行き会い,会釈を交わしました。

17時開演にて,19時29分札幌発の北斗に間に合ったのだったか,はまなすで帰ったのだったか。以上で2015年の5月は終了です。
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