米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向けた護岸工事の着手から1年。米軍キャンプ・シュワブ付近の道路に座り、抗議活動をする人たち=25日午後、沖縄県名護市
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、護岸工事の着工から1年となった25日、移設に反対する市民らが米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議集会を開いた。主催者発表で約800人が参加し、抗議の声を上げた。
ゲート前では資材の搬入を阻止するため、市民らが朝から座り込みを続けた。うるま市の無職具志堅興吉さん(80)は「大きな力に対して黙っているのは屈辱的。反対だと声を上げ続けていく」と話した。
集会には稲嶺進・前名護市長(72)も参加。「ただ怒りだけ。国は県の指導にも応えない。正当な手続きで工事をしているのか」と語った。
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