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2018年04月30日01:24

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第10回【混沌の迷宮】ゲームブックリプレイ

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※ここより先はゲームブック【混沌の迷宮】のネタバレを含んでいます。ご注意ください。

ぜろです。
シルスはビリビリを難なく退治し、最初の挑戦者サルスの雪辱を果たしました。
そしてゴブリン商人ボグウェストの店で、ヒントまつり開催中!
金が続く限り、ありったけの情報を得ようとしています。
もっとも重要と思われる、カオス・マスターから白の魔法使いの弱点を聞き出すヒントも得ることができました。
もっともっと情報がほしい!


【シルス 技術点10 体力点19 運点14】


●アタック02-5 続 ボグウェストのヒントまつり

前回、カオス・マスターに関する重要なヒントを得ることができた。
カオス・マスターと交渉するためには、自ら人間スープになることを志願せよという絶望的なプランだが。
そこからどうやって切り抜けるのかを考えるのは俺の仕事。
さあ、今は少しでも情報がほしい。ボグウェスト、他の情報も教えてくれ。

次は門番についてだ。
ここまで入ってきているのに今さら門番ってなんだ。
この先に門が待ち受けているというのか。スローベンドアか。

ボグウェストが城塞の奥深くを調べていた時、金属製のゴーレムに行く手を阻まれたそうだ。
ボグウェストはそのゴーレムに「門番」と名づけた。
無数の金属をつなぎ合わせて作られた巨大ゴーレムで、まさに無敵という表現がぴったり。
倒し方の見当もつかないのだそうだ。

これはあれか。カオス・マスターに聞いたらわかるかな。
カオス・マスターに聞かないといけないことが増えていくな。

聞ける項目はまだまだある。
この先に待ち受ける場所として「肉兵士改造室」と「魔術師書斎」。
他にも、褐色のエルフについてやオーク兵士について、白の魔法使いについても尋ねられる。

白の魔法使いについては是非聞いておきたい。
オーク兵士について尋ねれば、名刀『桜吹雪』のヒントがあるかもしれない。
まあ、どうせ全部聞くから順番にいくか!

……この判断が失敗だったことが、この後すぐに判明する。


●アタック02-6 ビリビリのつかいみち

肉兵士改造室について尋ねてみた。
肉兵士というのが、おそらくはオーク商人サマンサが見たという、同じ顔をした兵士たちなのだろう。
フキが見たという謎の軍団でもあるのだろう。

ボグウェストが語るには、迷宮の奥深いところに、人間によく似た兵士を作り出す鉄の箱があるのだそうだ。
肉に魂を詰めるのか。白の魔法使いがやりそうなことで、しかも悪趣味だ。
そんな鉄の箱を動かすには、電撃の力が必要だという。

ん? 電撃の力?

このタイミングでそんなことを言われれば、ビリビリを思い出さない方がどうかしている。
ビリビリのことを尋ねてみると、ビンゴ。
ボグウェストが見た時には、その鉄の箱の中にビリビリが入っていたそうだ。
彼の推測では、魔法使いの電撃の魔法かビリビリの力で動かすことができるのだろうということだ。

ここで選択肢が出る。ビリビリの赤子を拾いに戻るかどうか、だ。
そんなことを尋ねられたら、拾いに戻っちゃう。
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ビリビリの赤子はまだいた。小っちゃくばちばちやってる。
拾い上げると、ビリっときたあ。体力1点を失ってしまった。
いや、白手袋使っとけよ俺。まぬけめ。
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一応白手袋で包むようにしてしまっておいたが、今後冒険を進め、パラグラフに*印があるたびに体力1点を失っていくという。
これはあまり長いこと持っていられないな。

そして先程、順番に聞いていく判断が失敗だと言った理由が今明らかになる。
ビリビリの赤子を拾った後、俺はそのままゴブリンと別れて先へ進み始めてしまったのだ。

え、ちょっと待って。まだ聞きたい情報もたくさんあるし、買い物だってしてないのに!
待て。待って俺。待つんだシルス!

別段、まだいくらでもやりとりができるタイミングではあるはずなのだが、選択肢様には逆らえないのであった。
俺は俺を呼びとめながらも、俺が歩みを止めてくれないので、後ろ髪を引かれながら先へと進んだ。


●アタック02-7 準備なし!

そして分岐へ出る。
左手は整備された湿気を帯びた道だ。
右手はすぐに扉で行き止まりだ。

湿気を帯びた道の先は浴室になっており、カオス・マスターが待ち受けていることはすでにわかっている。
必要な情報を得るため行かねばならない場所ではある。けれど人間スープに志願する心の準備ができていないし、そのシチュエーションを切り抜ける作戦も考えつかない。
まずは扉からあたってみよう。扉の先は部屋で袋小路ということもあり得る。

扉は鍵がかかっていたが、技術チェックで強引に開けることに成功した。

次の部屋は、明らかに魔法使いの書斎だった。
しまったああ! ボグウェストから「魔術師書斎」の情報も得られたのに!

危険を承知で書斎を調査せざるを得ない。しかもこんな時にビリビリの赤子が放電して、体力1点のダメージを負ってしまった。
踏んだり蹴ったりだ。

次回、情報不足のまま魔術師の書斎を調べるのは自殺行為か?

【シルス 技術点10 体力点19→18→17 運点14】


■登場人物
サルス 最初の挑戦者。ロリコン疑惑。白の魔法使いとの因縁に決着をつけるため旅をしている。
シルス 新たな挑戦者。運点が14点もあるとっても! ラッキーマン。
フキ 地下城塞の脅威の目撃者で依頼人。ひたむきではかなげでけなげな少女。
白の魔法使い 原初の時代から生きながらえた混沌の魔術師。魂をコントロールする力を持つ。
カオス・マスター 白の魔法使いの最高傑作。変幻自在。白の魔法使いの弱点を知っている。
サマンサ 温泉で知り合った商人オーク様。シルスとは裸のつきあいの友情で結ばれている。逃げ足が速い。
ビリビリ でんきタイプ。直列つなぎでパワーアップする。
ボグウェスト 無節操な商人。情報通でもある。


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ゲームブックリプレイ【混沌の迷宮】目次
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