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2018年03月19日10:04

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上田敏 片山広子 (翻訳者)

http://hakuousyoin.jugem.jp/?eid=22

この人は、上田敏と鴎外の関係を書いている。

上田敏は、鴎外は誤訳が多いと言った事があるそうだ。
西周と上田敏と鴎外は、故郷の関係で繋がっている。
(母方の家系など)

上田敏の葬式で、鴎外は漱石と初めて会ったらしい。

私は 樋口一葉の良さが さっぱり分からない人間だが、
彼女は、文壇で女性で一人、活躍していたようだ。


昨日は、片山広子という翻訳者の文章を青空文庫で読んだ。
主に、暮しの手帖に連載した随筆。
とても分かり易い文章。

この人は、外交官の娘で、夫が50歳で死んだので、
女中さんと死ぬまで2人暮らしをしたという人。
息子、娘の独立が早かったのが羨ましい。

彼女は、夫が死んだ後、結婚指輪を池に投げ捨て、
夫の考えに縛られた生活を捨てたという人。

書いてないけど、学校が近かったのに、
わざわざ寄宿舎に入ったのも、独立心のためか?

芥川より14歳年上だけれど、初歌集を評価され、
晩年の芥川の心の恋人みたいな人だったらしい。
とても恥ずかしがりだったそうだ。

娘時代の女学校の寄宿舎での強盗殺人事件や、
戦時中の防火用水の池を自宅に掘られる話、
軽井沢での食糧難など、説教臭くならずに書いている。
空襲は免れたが、延焼防止のためか、
自宅は、撤去されてしまったそうだ。

娘夫婦が仙台に越したので、松島などにも旅行。
奥州藤原氏の見方など、数行だけれど、光ってる。



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