これが選抜の意義であると思う。強豪に木っ端微塵にされるのも全国大会ならではだ。
ただ、通常の32校中の3校は多い。それに、たんなる公立救済枠と近畿救済枠にしかなっていない。元来選抜は北四国の強豪の松山商と高松商が両方みたくて始まったようなものだ。中京商と東邦、大阪桐蔭と履正社など、今でもあり得る組み合わせの出場がウリだ。
ただ、個人的には、いま一歩救済をしない21世紀枠では物足りない。数年前の「東の霞ヶ浦、西の奈良大学附」のような、私立であっても力があるが、あと少しの学校を救いたい。もう一枠が文武両道枠で良い。
高校野球を観て30年も経ってくれば、県ベスト8くらいの学校の救済は無理があることが解ってくる。なにせ、一発勝負の夏に比べ、二度くらいは負けられる春の方が実力校が並びやすい。そこに県ベスト8を入れることの意味を高野連は知っているはずだ。常に宜野座や利府を選ぶ慧眼が必要なのだ。近年を見れば、一般枠を3つ潰す理由が見えてこない。
■20安打浴びても、「大きな収穫」あった 伊万里・山口
(朝日新聞デジタル - 03月26日 21:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5043765
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