【国会・森友問題】　８億円値引きは官僚のミス隠し

■元SEALDsの諏訪原健「選挙がなくても安倍政権を終わらせる方法」
(AERA dot. - 03月27日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5044018




元々、大阪航空局はあの土地を「早く処分したい」と焦っていた。騒音訴訟などで購入した多くの土地は売却が進んでいたが、手違いがあって残っていた。

伊丹空港の航空進入路の真下で、騒音は大きく、また建物に高さ制限もついているといういわくつきの土地。 いま野田中央公園になっている隣地は、国が補助金をぶち込んで、実質９８．５％もの値下げになっていることでも、この土地の特殊性がわかる。

そこに森友学園が現れた。渡りに船で、やっと現れた“買い主”を逃したくなかった。

拙速に話を進めたが、地中からゴミが出てきて学園側に反発された。「開校が遅れる」「損害賠償請求だ」と責められ、無償譲渡するより損なことになりかねなかった。そうなれば、大阪航空局も近畿財務局も大失点になりかねなかった。

もし、昭恵夫人が名誉校長だったことが意味を持ったとすれば、忖度して値引きしたのでなく、開校時期が遅れて大阪航空局と近畿財務局のミスが目立つことだ。

これは「昭恵夫人への忖度」とは言わない。森友学園側は、こういう状況を巧みに利用し、最終的にはウィンウィンの取引を成立させていたわけ。

あとは佐川宣寿前国税庁長官の今日の証人喚問が問題。これが安倍政権にとって吉とでるか凶になるか？
今は見守る他なし。

昭恵夫人も、国民の感情を逆なでするような行動をせず、何かの形で誤解を招く行動をわびて反省の態度を明確にすべき。

そうすれば、朝鮮半島情勢や世界情勢が激動するなか、元々は安倍首相を支持してきた多数派の国民は納得する。