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2018年01月27日14:13

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プレイレポ BBT『箱庭の狩場』

 先日、ひっさびさに平日夜が空いたので、ひっさびさに(オンラインで)お会いする皆さんとセッションさせていただきました。1年近くのご無沙汰でしたが、温かく迎えていただきマジ、感謝……! 行く平日夜オンセ!!


■ビーストバインドトリニティ『箱庭の狩場』

 GM&シナリオは田中。久しぶりに平日夜が空いたよー!と喜んだのも束の間、流石にみんな忙しく、「PL数決定は当日夜です。1人から4人の可能性があります。なお開始は21時で24時までに終わるとありがたい」とのこと……いや、ねーよ!! 1−4人対応で、4人で3時間以内に終わるシナリオ!! とか思ったのも束の間、ついこないだ自分がそういうシナリオの雛形を作ったのを思い出して用意することができました。僕凄くないですか?(自画自賛)

 これで全ては万全!! とか思ってたら当日決定したPLが5人というオチが付きましたが、このシナリオは元から5人にも対応できるように構想していたのでした。エスパーか!? 僕凄くないですか!?(自画自賛2nd)

 そもそもこのシナリオを構想してたのも「こういう事態がもしかしたら起こるかも知れないから」だったので、リアル「こんなこともあろうかと」カマしてしまって妙に興奮してました。変な人だ。備えあれば憂いなしですネ。

 というわけで、閉鎖され獣の狩場と化したショッピングモールに偶然居合わせた半魔の皆さんは以下の5人です。


▼長神 鏡子(ながみ・かがみこ)/くちなわ姫 清姫っぽい
ディフェンダー ワースネーク=眷属
エゴ:裏切りを許さない
変異:巨大な蛇に変じる
 和装に身を包んだ可憐かつどっか凄みのある少女の姿をしているが、実は蛇神イグの娘で本性は大蛇。
 基本的には柔和な人格者で、嘘をつかれても寛容だが、それが「裏切り」(本人主観)に至ると、《破滅の暴威》+《のしかかる悪夢》の眷属セットで相手を肉塊にしてくる。コワイ!!
 PLは新米さん。

▼奏馬 隼人(そうま・はやと)/隼(ハヤブサ) 21歳男性
アタッカー 帰還者(純血)
エゴ:夢を諦めない
変異:笑わなくなる
 清廉潔白、さわやかで人あたりのよい好青年。MotoGPへ出場するという夢がある。のだが、かつて異世界へ召還され、魔王を倒して戻ってきた過去を持ち、その際に愛車のパーツを流用して作り上げた原動機剣を携える。
 共に夢を追い掛けていたパートナーは召還前に死亡しており、夢を追う青年の顔と、喪に服す私人の顔を同時に持ち合わせる。
 PLは鋼祐さん。

▼坂口 直哉(さかぐち・なおや)/黒歴のピエロ 18〜20歳くらい、男性
サポーター 異能者(純血)
エゴ:ネットしたい
変異:欲望が影になり、それが生き物のように蠢く
 モテたいあまり、自分がモテているフリをしたり女子に粉をかけることに異様な執念を抱く青年。見た目はいいがその効果は1%も発揮されない程の無様な行動で場を多いに沸かせるピエロ・オブ・ピエロ。しかしモテたい余りに危地にも果敢に飛び込んでいったり、挙句の果てには運命を改竄(《異能:フェイトオーダー》)したりする侮れないヤツ。火炎モンスターのまん前に消火器落ちてたりね。だが初期エゴはネット依存症の方です。だからモテないんだよ……。もてない2人・一号。
 PLはバケツさん。

▼桧枝 ヒト松(ひのえ・ひとまつ)/怪異『ヒトリオオイ』
ディフェンダー 都市伝説(純血)
エゴ:居場所を守りたい
変異:体が闇に変わっていく
 猫好きの陰気な青年。ある一家に取り付いていた都市伝説だったが、家族の一員としてあっさり受け入れられ半魔となる。薄気味悪い笑い方をし、モテるヤツにダウナーに呪詛を吐きかけるモテない2人・二号。しかしその本性、情報型怪異の姿を表した時はあらゆる法則を自分の法則に書き換える、都市伝説としての恐るべき面をあらわにする。
 PLは天風Exさん。
 
▼メアリー・ドゥ/子供達の偶像(メリーポピンズ) ?女性
サポーター マジシャン=アイドル=都市伝説
エゴ:夢を叶えたい
変異:変な口癖/瞳が虹色/服装が伝説と同じになる
 傘を掲げ風に乗ってやって来る“理想の乳母”。ディズニーで映画化されたアレ。子どもたちを思う存分甘やかすも、イマジナリフレンドよろしくいつかは去り行く運命にある伝説。閉鎖空間に閉じ込められる異常事態にも、自身の出自「児童文学」らしい泰然自若を崩さず対応する様はまさにレジェンド。
 PLはモグファナさん。


■雑感

 というわけで実にBBTらしい、バラエティに富んだメンバーが集まってくれました。ここ10ヶ月ほど、カッツェ以外の環境ではほぼプレイしていなかったのでとても新鮮な感覚でマスタリングできました。

 年末にやった『僕たちが地球を護る』と同じショートセッション・ルールを用いて行ったセッションで、効果的に機能していたのではないかなと思います。ただ、BBT久しぶりという方もいらしたので、もう少し詳しく書いておくと混乱が少なかったかも知れません。次回の参考にしよう。

 シナリオ内容は、人々の恐怖を貪るべく様々な怪異がランダムで現れるのでそれを撃退してゆく、というシンプルなものでしたが、全員が1〜2回ずつ判定すると活躍感はある程度出るなー、と再認識。そこに甘え過ぎずに生かしていきたいメソッドです。

 PL陣も上手さが光ってて、過去に同じセッションに参加したことを生かして共通導入にして関係性を手早く作ってた鏡子-隼人組、同じ「モテたいがモテない男子」という共通点を重点的に演出して卓に笑いを齎してくれた直哉-ヒト松組、あえて他のPCの関係性には立ち入らずにクリティカルなポイントで上手く立ち回ることでレジェンド風味を強く出していたメアリーと、よくできた群像劇みたいな配置になってたのが面白かったです。

 とても楽しいセッションでした! 皆様、ありがとうございましたー!
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