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2018年02月09日22:11

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Love Will Live

るんるん…「ZENO」/ZENO


僕が初めて見に行った洋楽アーティストのLIVEはFAIR WARNINGだ。

忘れもしない。 

名古屋ダイヤモンドホールで、当時、一世を風靡していた彼らの見事なパフォーマンスに感動したのをよく覚えている。

FAIR WARNINGについては高校生の頃に、それこそハマっていて1stも2nd「RAINMAKER」も何回も聴いていた。

そしてライナーノーツや、当時のBURRN!の記事などを読むと、目に入るのがZENOの4文字。

どうやらウレ・リトゲンがかつて在籍し、トミー・ハートやヘルゲ・エンヘルゲが関わったこともあるZENOというバンドが存在していたらしいことを知る。

早速、彼らの1stをCD屋さんで買い、聴いてみたら、なんと素晴らしいアルバムだろう。

美麗という言葉がぴったりなメロディ。

ハイトーンを見事に決めるボーカル。

ウレのアクティブなベースも凄くカッコイイ。

そして、なにより耳を奪ったのは流麗に華麗に舞う、ジーノ・ロートの凄まじいまでのギター。

まさに神がかっていた。

ライナーノーツを読んでみると、僕がその時、夢中になって聴いていた一枚でもあるSCORPIONSの「TOKYO TAPES」でギターを弾いている、ウリ・ジョン・ロートの実弟だって言うじゃないの。

なんとなく、納得してしまったのを憶えてる。

そして、そのあと驚いたのが、その1st以来、9年ぶりにZENOのアルバムが発表されるというニュース!

リアルタイムでZENOのアルバムを体験できると思っていなかったから感激した。

そのアルバム「ZENOLOGY」は9年間、ZENOがコツコツと作りつづけた楽曲が陽の目をみた、いわゆる未発表曲集だったんだけど、これが素晴らしい出来。

特に“Together”はハードロックのバラードのお手本のような、極上の名曲で、この曲には何回も感動をもらった。

FAIR WARNINGについてはライヴも体験できたし、そのライヴではZENOの名曲“A Little More Love”も聴くことができた。

でも、念願のZENOについては、ライヴを体験することはかなわず、ジーノ・ロートは逝ってしまった。

ZENOの愛のメロディに彩られた美しい楽曲は、僕のこれからの人生のサウンドトラックに、間違いなく生き続けるだろう。

ありがとう。

ジーノ・ロート。


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