1月20日
お天気は良さそうだが、先日雨が降ったし気温が高い状態が続いたので雪は期待できない。
明神平や高見山はほとんど雪はないだろうな・・・
うちから前夜発日帰りで行かれる雪山は限られている。
散々迷ったが、鈴鹿の竜ヶ岳に行くことにした。
多少は雪があるだろうし、春秋には登っているが、冬の竜ヶ岳は行ったことがない。
晴れ予報の土曜日、人が多そうだ。
昨秋登っていて道の様子はわかっているということで、暗いうちから登ることにした。
菰野の道の駅で車中泊した。
「ヤマテン」から鈴鹿に近い大峰と比良山系の予報メールがきていた。
見ると、大峰は一日天気が良さそうだが、比良山系は午後崩れる予報になっている。
鈴鹿の天気は比良山系のほうが近そうだ。
予定より早く3時半にトイレに行きたくなって目があいたので、そのまま寝ないで行くことにした。
宇賀渓の駐車場を4時半に出発するが、少し行ってカメラを車に忘れたことに気づいて引き返す。15分のロス。
ということで4時45分再出発。
暗い中をヘッデンをつけて歩くのは久しぶりだった。
道ははっきりしているし、黄色のテープは暗闇でも目立った。だが、やはり緊張するし、明るいときよりも気を遣う。
でも、なんだかワクワクする。
稜線に出ると雪が出てきた。
東の空が明るくなる。
伊勢湾から上がる御来光を見られるかと思ったが、雲の上からになった。
霞んだ空でくっきりとはしなかったが、オレンジ色の空が綺麗だった。
朝日が当たる雪面も綺麗だった。
竜ヶ岳には8時40分に着いたが、もちろん誰もいない。
残念ながら春の空のようで遠くは霞んでいて鈴鹿の山が見える程度の展望だった。
お一人様だったので、いろいろなポーズで自撮りをして遊んだ。
それから少し石榑峠のほうに行ってみた。
少し残っていた雪は綺麗だった。
ちょっと違う山の姿が見られた。
竜ヶ岳に戻ったがまだ誰もいなかった。
だが、遠足尾根を歩いている人の姿が見えたので下ることにした。
誰もいない静かな山頂を独占できて満足だった。
下りで買ったばかりのチェーンスパイクを付けた。
アイゼンよりもつけやすい。
それでも、何度も外れていないか足元を確認した。
空はまだ青い。
だが少し雲が出てきた。
下るに従って雲が広がってきた。
駐車場に着いたときには霧雨が少し降り出した。
山はみぞれにでもなっているかもしれない。
今回雪も少なく面白味に欠ける竜ヶ岳であったが、暗いうちから登ったので、一味違う自分だけの景色を見ることができた。
今度はもっと綺麗なご来光とオレンジに輝く雪面を見に行こうかな。
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