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2017年12月09日16:04

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(2014年)11/4〜11/6  首都圏滞在

(2014年)11月3日(祝)の夜に道南に帰り着いてからは,支度も慌ただしく翌日は明るいうちの便で函館空港から飛び立ちました。

首都圏での勤務を終え,3年ぶりの北海道,6年ぶりの札幌で道央支社のようなところに勤務を始めた頃は,埼玉県某所にある職場の研修施設に出張する機会がけっこうあり,プライベートでの東京行きと連続するような時もあったのですが,その後の道南勤務以降は機会が少なくなり,今に至るまでこの時が最後になっています。今後はどうなるでしょうか。

日程は(2014年)11月5日(水)と6日(木)昼過ぎまでの1日半で,4日(火)は寮に入れば23時の門限の他に縛りはなかったのですが,行きたい催しも特になく,埼玉県某所から都内に出てぶらぶらと渋谷のタワーレコードなどを巡ったのではなかったかと思います。

覚えているのは,文化村通りらへんからスペイン坂よりもう少し手前辺りを公園通りらへんまで歩く途中,靴の爪先に何かぶつかったなと思って見てみるとまるまるとしたネズミが走り去っていったこと。ネズミはすぐにどこかの軒先に見えなくなりましたが,渋谷の街の目に見えない部分が何やら怖くなりました。

今は名前が変わっているのでしょうか,タワーレコードの手前のマルイシティ店頭では某アイドルグループのメンバー3人ほどがCDの発売イベントで歌い踊るなどしており,知っているグループだったので,足を止めて耳を傾けました。他のメンバーにはその日札幌のタワーレコードでのイベントに赴いている人もいるとのことで,東京や道南から札幌までの距離を思いました。

翌(2014年)11月5日(水)は朝から晩まで本来の用務本番,終了後は半公式の懇親会なども予定されており,事前に出欠の確認もありました。これには最初出席の旨を連絡していたのですが。追っかけ欠席に変更する旨を連絡することになりました。
神田錦町のちよだプラットフォームスクエア1階funeなる場所で18時半からフジヤマのライブがあるとの情報に接したからです。

最近は活動が見られずユニットとして存続しているのかはっきりしませんが,藤野さんは当時ジャズヴァイオリニストの入山ひとみさんとフジヤマとのユニット名で四ッ谷のホメリなどで盛んにライブをされていました。プライベートで上京するのはどうしても休日が中心となりますから,こうした機会は貴重です。

ちよだプラットフォームスクエア周辺では,藤野さんが今でも「ちよだいちば」などと称した新鮮食材の販売市といった趣きの催しで練り歩き演奏をされることがありますし,この時のライブも美味で種類も豊富なお料理付きでしたから,そうしたつながりの一環による催しだったのかもしれません。

調べてみると会場には東西線の竹橋駅が最も近いようでした。埼玉県某所から17時過ぎに出発し,バスと地下鉄を飯田橋で乗り換えて1時間少々,何とか開演には間に合いました。

私がフジヤマの演奏を聴いたのは,現在のところ,この時だけになります。催しの性質や客層に配慮してか,一般にも知られた曲が多かった記憶ですが,入山さんが作られたオリジナル曲もあり,これが普段のフジヤマの姿に近いのだろうなと興味深く聴きました。
お客の中に北海道からいらっしゃった方がおられた記憶です。

藤野さんは数あるユニットに関わっておられ,お客にも,オオフジツボだけでお見かけするお客,ユカキラの時だけお見かけするzabadak方面のお客など様々ですが,この日は佐々木じょうじさん小嶋和久さん河野文彦さんらとの時にお見かけする女性客が新婚の御主人とともにいらしゃっていました。

藤野さんは平日水曜日に現れた私に驚いてくださったようではありました。
終演後に藤野さんがお料理の並んだ我々のテーブルに就かれた時だったでしょうか,その女性客に私のことを北海道からたまに来る客だというようにお話しになり,事前に予告はあるのか,いや,ないといったやり取りに,女性客が,告知なし?というようにおっしゃったのを覚えています。

急な差し支えで行けなくなることもありますし,一介のお客に過ぎない者がわざわざ御連絡するのもおそれ多いと思い,藤野さんに限らず,行く旨を事前にお伝えすることは殆どありません。ただ,最近ではそれに加え,驚いてくださる顔が見たい的な心理も出てきたことは否定できないかもしれません。

埼玉県某所の施設の門限は23時で,これは厳守しなければなりません(それでこれまで同種の出張の折にライブ鑑賞した際には涙を呑んで途中退場したこともありました。)。
この日は幸い終演まで見届けることができましたが,逆算すると竹橋駅を21時半頃には出発するのが安全でしたから,終演後お料理を楽しみながらの歓談が続く中を失礼しました。藤野さんが会場出入口でお見送りくださり恐縮でした。

出張最終日となる(2014年)11月6日(木)は,埼玉県某所での用務終了は12時40分で,羽田発函館空港行きの便は17時半の最終便を手配してありました(市街地に近い函館空港は羽田や千歳と違って最終便が早いのです。翌(2015年)年夏のことになりますが,JRの方がより遅い時間まで粘れることを発見し,北海道新幹線開業前で当時は新青森まででしたが新幹線で往復したこともありました。)。

仕事での出張なので,きちんとこの日のうちに帰着しなければなりませんが,許容範囲と思われる空港までのルートで立ち寄りたいところがありました。

住吉駅が最寄りとなるティアラこうとうです。
この頃,フィドルとギターのニーヴ&ショーンが来日しており,g-celt関係者との催しなどもあった記憶ですが,この日は吉良さん小峰公子さん林太郎さん菅野朝子さんら,zabadak &ラノッホとの共演で,14時からと19時からの昼夜2公演が組まれていました(私もきらりん・きりくまツアー後すぐの出張でしたが,吉良さんや林太郎さんも富良野からのお帰り後すぐだったことになります。)。

13時頃に埼玉県某所を出発して1時間以上かかり,住吉の隣の清澄白河からT-CATを利用して羽田に向かうとしても,15時過ぎには出発するのが安全と思われ,1時間も滞在できるかどうかというところでしたが,せっかくですから立ち寄りたいと思いました。

ティアラこうとうは首都圏在勤当時にhataoさんがゲストだったリヴェンデルのクリスマスライブで訪れたことがあり,それ以来でした。住吉駅からも少し歩きますから,たどり着いた時には14時をかなり過ぎていたのではないかと思います。小ホール前に待機したスーツの係員の方々が丁寧に対応してくださり,曲間に途中入場させてくださいました。入場した際には吉良さん小峰公子さん林太郎さん菅野朝子さんがステージにおられ,zabadakナンバーを聴くことができました。客席には北海道ツアーでもお見かけすることがある熱心なファンの方がいらっしゃいました。

後半のニーヴ&ショーンまでの間に休憩時間があった記憶で,それもあって実鑑賞時間はごく短かったと思います。フィドルにダドガドチューニングのギターの伴奏のデュオには本場感覚が溢れていましたが,ほどなく会場を後にせざるを得ませんでした。

係員の方々はごく短時間の滞在の私にまた丁寧に対応してくださり,ニーヴ&ショーンのCDを1枚選んで購入しました。道南に帰着してから聴きましたが,やはり本場感を覚えました。

首都圏在勤当時は毎日通過していた清澄白河ですが,T-CATを利用したのは初めてでした。羽田に到着するまでに陽は傾き,天気もよくなかったのか,車窓からの光景には夜のイメージが残っています。道南に帰着した際には本当の夜になっていました。

さて,この後は勤労感謝の日の三連休最終日に札幌に日帰りします。

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