仮眠時間です。
第2次大戦後、世界は、資本主義と社会主義の2大勢力に、別れました。
が、いつの間にか、社会主義、共産主義は、滅んでいきました。
それは、なぜなのか。
社会主義、共産主義の方が優れているはずではなかったか。
そんな風に考える人も多いと思いますね。
まぁ、私は、マルクス主義は、キリスト教マルクス派と呼ぶわけでして、カトリック教会のシステムの変形と捉えるのですね。
共産党本部が、その国を支配するというシステムなんです。
バチカンが、世界を支配する構造と、ソ連だったら、クレムリンのわずかな人が、全ソ連を支配する構造は、全く同じなんです。
だから、割と、広く、受け入れられたのですね。
でもねー。
これは、基本的に、共産党本部が、国民を搾取するという構造なんですね。
もともと、キリスト教社会は、聖と俗と、2つに分けて、俗の方は、各国違う国でありますが、聖の方は、ローマ教会が支配するシステムなんですね。
ルターとかの宗教革命は、教会絶対主義から、聖書絶対主義へ変えたのです。
ただ、同じキリスト教ですから、最後の審判で、天国と地獄に行くのが分かれるというのは、同じなんですね。
ルターなんかだと、自己責任になってしまうのですね。
そんな中、カルヴァンという人は、救済予定説を唱えます。
まぁ、最後の審判のときに、救済されるかどうか、天国に行くか、地獄に行くかは、もうすでに決まっているというのです。
それは、今見て、裕福な人は、将来、天国に行き、貧乏な人は、地獄に行くんだとかいうんですね。
キリスト教、ユダヤ教の本質は、この最後の審判で、天国、地獄に分かれるということと、ハルマゲドンのときに、ユダヤ人だけが、生き延び、あとは、全て滅ぶという、ユダヤ選民主義ですね。
まぁ、そうなると、結構、みんな必死に働くのですね。
キリスト教徒にとって、地獄行きが決まっているなら、全て終わりみたいな考えになってしまうのですね、
それで、頑張って、経済的に成功しないと地獄行きが決まるというので、必死こいて働いたから、資本主義は発展したということを書いた本が、マックス・ウェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神ですね。
まぁ、日本的に言えば、勝ち組は、永久に勝ち組、負け組は永久に負け組と決められちゃうようなものかなぁ。
資本主義とは、こういうものです。
ただ、これはねぇ、将来、俺は地獄行きだなぁ、と悟りますと、もう、生きているのが嫌になってしまうのですね。
つらくなる。
だから、プロテスタントは、自殺率が高いのです。
一方、カトリック教会の特徴は、免罪符にあります。
教会の神父さんに罪を詫びれば許される、教会の免罪符がもらえれば、天国行きは間違いないのですね。
ですから、とっても、貧乏でも、とっても、ハッピー。
カトリックは、とても、自殺率が低いのです。
こういった、自殺率の高さから、プロテスタントとカトリックの違いを考察した本が、フランスのデュルケームの自殺論です。
まぁ、現代日本の抱える問題は、この勝ち組と負け組に分かれてしまうことですね。
そして、負け組の子は、一生負け組を運命づけられるという、実にへんてこりんなことになっています。
これは、いつからかと申しますと、小泉構造改革からなのですね。
小泉構造改革は、新自由主義経済思想なんです。
そして、新自由主義経済思想は、提唱したのが、ユダヤ人であり、ユダヤ人のユダヤ人によるユダヤ人のための経済思想なんです。
アメリカの学生は、1%のウォール街の金持ちが、99%の貧乏人を支配するシステムだと言いましたが、かなりいい線いっています。
その目的は、ユダヤ人選民思想を、経済の世界で、実現することなんですね。
ユダヤ人だけが栄え、あとは、全部滅ぶ。
これが、今、世界が、かつてないほど、痛んでいる現況の原因である、グローバルスタンダードですね。
グローバルスタンダードってったって、アメリカンスタンダードでしょ。
とかいう人がよくいましたが、ちょっと違います、かなり違います。
ユダヤ式スタンダードなんですね。
それで、一番傷ついたのは、他ならぬアメリカだったりしているのですね。
あるいは、サッチャー改革が吹き荒れたイギリスも相当痛んでいますかね。
グローバルスタンダードは、嫌だ、となるのは、新自由主義経済を進めて行くと、ユダヤ人投資家以外は、全員、生きていけなくなるということに国民が気づいてしまったんですね。
まぁ、日本のいいところは、日本型雇用にあったんですが、とにかく、株を抑えられてしまいますと、経営権がなくなってしまいます。
さらに、追い討ちをかけるように、雇用の法制度を変えられてしまいますと、大変だなぁ。
何も、キリスト教、ユダヤ教とあまり関係のない日本で、ユダヤ教の理想を叶えなければならないことは何もないわけですね。
あー、少し、散らかりすぎたかな。
共産主義は、そのキリスト教国で生まれたものですから、カトリック教会のキリスト教徒支配が基本モデルなんですね。
共産党本部が、支配するのです。
その政策というか、行動原理は、共産党エリートがいい暮らしをするために、国民を支配するというものですね。
今の、立憲民主党を見ていればわかるでしょう。
彼らは、自分のことしか考えていないのですね。
国民は搾取の対象でしかないのですね。
まぁ、だから、共産主義は、国民は、とっても不幸ですね。
北朝鮮なんか、酷すぎますし、中国も、相当痛んでいますね。
まぁ、いろいろ、ボロボロになった世界を、今後、どうするか、この際、世界は滅んでしまうか。
となると、もう、ユダヤ教キリスト教の発想では、ダメですわ、となりますね。
まだ、イスラムの方が、多様性のある社会には、適合性があります。
私なんかは、共存共栄の発想がなければダメでしょうといっています。
共存共栄の思想は、一部、実験されたことがありますね。
クーデンホーフ・カレルギーさんの唱えた、汎ヨーロッパ主義には、お母さんの、ミツコさんから、江戸の庶民の知恵の共存共栄の思想が流れていますね。
まぁ、今後の世界を予想してみれば、低成長の時代に入ると思いますね。
アナログテレビがデジタルテレビに変わったみたいな変化は起きないですね。
2Kが、4Kに変わり、8Kに変わっても、そんなのどうでも関係ないと思いますね。
8K TVが安くなってしまったら、経済になんの影響も出ないでしょう。
開発を進めれば進めるほど、儲けが少なくなってしまう。
こんな馬鹿な話もないですよね。
日本の電気メーカーは、サムスンに負けたんですかね。
そして、サムスンは、中国のメーカーに負けてしまう。
中国のメーカーは、創造はしないですから、いつしか、非常に夢のない世界になってしまいます。
明らかに、世界は劣化しています。
私は、服装に無頓着ですが、服は、どんどん悪くなって生きますね。
まぁ、日本のバーバリーは、三陽商会が作っていました。
メイドインジャパンの良さがありまして、縫製の良さは素晴らしいものがありました。
これが、新自由主義経済に巻き込まれると、中国の工場で作るようになり、しまいには、他のメーカーと変わんなくなってしまうのですね。
間違いなく、現代は不幸な時代ですね。
まぁ、何を書いているのだから、散らかりすぎた感じもありますね。
ここらで、今日はやめますが、新自由主義経済思想は、早々にやめないと、世界は滅んでしまいますね。
もともと、そういうところを狙った思想なんですからね。
こんなところが、世界の現状であり、日本の現状かなぁ。
イスラム対キリスト教の文明の対立とか言っているのは、ユダヤ人なんですね。
イスラム教は、キリスト教と割と仲がいいですね。
ルネサンスの原点は、シチリア島です。
カトリック教会に支配されたヨーロッパは、勢力を広げたイスラムがアフリカ北部から、さらに、イタリアに進んで、シチリア島の半分くらいを占めたんですね。
そのときに、割と仲が、良かったもので、いろいろ、イスラムに教えてもらったんですね。
イスラムの都、イスタンブールは、元、コンスタンチノープルですからね。
ギリシャ、ローマの文明は、カトリックには、まるで残ってなくて、保持していたのは、ギリシャ正教のコンスタンチノープルに残っていたんです。
そして、イスラムは、そのギリシャ、ローマの思想を、全部イスラム語に翻訳して残していたのですね。
シチリアで、カトリックに出会ったときに、そういえば、とイスラム語に翻訳していたものを、そのときのローマ語かなぁ、翻訳し直して、教えてくれたんですね。
それが、ルネサンスなんですね。
ですから、イスラムは、とっても親切なんですね。
文明の対立は、もともとないの。
仲が悪いので、有名なのは、ユダヤ教とイスラム教ですね。
ユダヤ教は、イスラム教が出来たときから、こてんぱんに叩いてきましたね。
それで、イスラム教も、戦闘的かなぁ。
イスラム教は、ユダヤ教とゾロアスター教が混ざったものですね。
ゾロアスター教は、拝火教です。
中東は、地面から、火を吹いているところがありますから、それの信仰です。
それもあって、ユダヤ教の選民思想とかの、悪いところは、薄らいでいますね。
まお、脱線しっぱなしですが、宗教は必要かなぁと思いますね。
こんなことをしてはいけないという知恵は、人類にあります。
昔、やらかして、滅びる寸前になったりして、それを民族の知恵として、神話とかに残しておくのですね。
忘れないように。
そういう神話がない国があります。
アメリカですね。
それだもんで、神話がないのは、悲しいのか、映画スターウォーズは、アメリカの神話的な存在なんですね。
薄っぺらい国だなぁ。
もっと薄っぺらいのが、新自由主義経済思想です。
ユダヤ教は、ユダヤが滅んだ後に、創作したものですから、実績がゼロな思想なんです。
この思想で統治したことは、一度もなかったんですね。
ですから、ユダヤ人以外全部滅んでしまい、ユダヤ人だけ栄えるとかトンチンカンなことをいいます。
世界が縮小して、滅んでいくときは、最後にはユダヤ人も一緒に滅びるものなのです。
こんな簡単なことも、ノーベル経済学賞を受賞する学者さんはわからないのですね。
あー、そろそろ、新自由主義経済には、お引き取り願いたいというのが、私の主張かなぁ。
世界が、滅びる直前になって、間違っていたと気づいても遅いですからね。
ログインしてコメントを確認・投稿する