mixiユーザー(id:39339823)

2017年12月19日23:44

124 view

エリソ・ヴィルサラーゼ&アトリウムカルテット

今年印象に残ったコンサートについて、つれづれなるままに感想を。
11/25 於:バロックザール
本当に久しぶりに生の演奏会で衝撃を受けた。初めて聞く曲で衝撃を受けたのは初めてかもしれない。ブーレーズ/ロンドン響で初めて生の春の祭典を聴いた時も衝撃だったけど、春の祭典はレコード、CDであらかじめ聞いていたので、生で聴くことで、初めてこの曲の真価がわかったというような感じだったけど、今回のショスターコーヴィッチのピアノ五重奏曲には、オーバーな表現を使えば、度肝を抜かれた。この曲あまりポピュラーでなさそうな気もするけど、プログラムにあった20世紀音楽を代表する傑作のひとつという評価には素直にうなづきます。荒々しい激しさもありながら、この作曲家の特徴である、皮肉なユーモアもあったり、まったくあきさせません。やはりプログラムのとおり、第3楽章が頂点ですかね。40年クラシックを聴き続けてきて、まだこんな曲に出会えるとは、やはりコンサート通いはやめられませんなあ。
 あとシューマンのピアノ五重奏、モーツアルトのピアノ四重奏、シューベルトの四重奏断章も普通によかったです。
 旧ソ連系の演奏家は一般的に迫力ある気がするなあ。10月にこのホールで聴いたイブラモギアのバイオリンの演奏でも感じました。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する