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2017年11月03日09:52

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おでんを語れぬ時代なのです、現代は。

はっきり言って、大根の味のわからぬ者に、おでんを語る資格はないです。
バカやお子ちゃまにはわからない味が、大根にはあります。
大根の深み、やや苦味を感ずるその豊潤なるやわらかな色気。
この深遠なる世界がわからない者に、おでんを語る資格はないのです。
おでんの煮え具合は、大根の味をみればわかる。
大根がうまい具合に煮えていれば、他の具材も程よく煮えているはず。
それだけ大根は味が染みにくく、火の通りにくい食材です。
だからこそ程よく煮えた大根のうまさは格別。
もう一度言います。大根の味のわからぬ者におでんを語る資格はないです。
わからなければ自分の未熟さを恥じなさい。
それほど大根は奥が深い食材なのです。

糸川草一郎
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