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2017年10月29日00:58

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アメリカ紀行 その10 サンフランシスコのバスとストリートカー(路面電車)乗車と架線のこと

朝のジョギング〜ケーブルカー乗車から一旦ホテルの部屋に戻って着替えと朝食を済ませ、まずはストリートカー(路面電車)の終点、Castroを目指す。muniバスにも乗ってみたくなって、来たバスに乗ってみた。こういう気軽な乗り方ができるのも一昨日購入した3日間フリーパスの特権だ。
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目指すCastroはこのマーケット通りをずっと行った先だから、乗ったバスがこのマーケット通りから逸れたら、そこで降りればいいやと考えたのだ。車内はこんな感じ。
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いくつかの停留所を過ぎてマーケット通りから逸れたので、すぐのバス停で下車。このバスはハイブリッドのバスだったが、トロリーバスの方にも乗ってみたかった。

そしてマーケット通りに戻り、Castro行きの電車を待った。やって来たのは地元サンフランシスコ塗装の1051号。この写真の停留所の奥の方に見えるのは、車いす用の乗車口だ。電車の床が高いので、あの高さまでスロープで上がって、板を渡すなりして乗車すると思われる。
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それともう1つ興味をひかれたのは、電車のポールの先にある集電用の架線。よく見ると2本通っている。ということは、この架線は電車とトロリーバスの共用と考えられるが、私の見た限りでは、軌道敷きを走るバスはすべて内燃式のバス、つまりトロリーではないバスだった。
ちなみに私が見かけたトロリーバスは全て、道路側にある(電車用とは別の)2本架線を使用していた。

さて車内からの展望。ミラノ電車とすれ違う。
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終点のCastroに到着。
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サンフランシスコはリベラルな風土の町ということは以前紹介したが、その中でここCastroはゲイが集まる場所とのことで、通りにはLGBTの尊厳と社会運動を象徴する七色の旗(レインボーフラッグ)が目につく。近くにLGBT博物館なるものもあるらしく、時間が許せば訪れてみたいと思った。
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電車はループを回って反対方向の乗り場に着く。
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今度は今来たマーケット通りを折り返してそのまま海岸まで突き当り、そこから海岸沿いにフィッシャーマンズ・ワーフまで(つまりPowell St.からは今朝私がジョギングで走ったルートと被る)、F系統を「完乗」する。
乗った電車はカンザスシティ色の1056号だ。
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この写真を撮ってふと目に入ったのが、上部の車内広告だ。SAN FRANCISCO RAILWAY MUSEUM とある。入場無料、どうやらEmbarcadero駅に近いようだし、これは後で行ってみるべし!と決めた。

電車は最初は空いていたが、中心部に近づくに従い、だんだん混みあってきた。
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この写真で見てもわかる通り、電車の架線が2本ある。だが電車の軌道敷きを走るバスは内燃式のバスで、トロリーバスは道路側に張られた別の架線から集電している様子が分かるかと思う。
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電車の型は古いが、外部映し出しのカメラも付いているのがわかる。対向のかぼちゃみたいな色の電車はミネアポリス塗装の1071号。
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時折荷物積み下ろしの車やトラックが進路をふさいでいて、けたたましいゴングを鳴らしたりすることも。
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そして電車は海岸沿いの通りに出た。ミラノ電車と車いす乗車用乗り場の張り出し。架線は1本になっている。
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ダラス塗装の1009号。この電車はE系統で、行先はCALTRAINと書かれている通り、カルトレインのサンフランシスコ駅で、この日の夕方には私がカルトレインに乗ってきて降り立つ予定の所だ。
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そして終点フィッシャーマンズ・ワーフに到着。Castroからは50分くらいだった。
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線路はループになって乗り場の方へ。2日前はここからマーケット通りに向かう電車に乗ったものだ。
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最後に乗ってきたカンザスシティ塗装電車を再度1枚。
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この時間帯になるとフィッシャーマンズ・ワーフもだいぶん人でにぎわってくる。この後は朝に続いて再度ケーブルカーに乗り、ケーブルカー博物館を目指します。
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