呼んでないのに来るゲイシャ

　友人から試飲用に豆が送られてきた。少しずつ何品種も入っているのだがこの中にコロンビアのゲイシャがあった。
　全体に煎りが深い（と言っても世間的にはやや浅煎りのつもりなんだと思う）のがあまりにも残念なのだが、前回ゲイシャだけはそんな残念な煎りでありながらとびきり個性を主張していたのを覚えている。「チョコレートライク」ってこういうものなのかと納得してしまった。
　その後ゲイシャはかなり貴重で高価な豆と知る。先日問屋で売られていたそれはなんとコピ・ルアクより少し高価かった。
　ありがたく真っ先に試飲。うむ、やはり残念な煎りの深さではあるが、それでもしっかり主張してくるうまさ。凄い豆なんだろうな、やっぱり。
　,ネット情報ではパナマ産が有名でコロンビア産は僅かに安いものの絶対量が少ないのでむしろ手に入り難いとある。ごちそうさま。