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2017年10月22日11:39

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燃える闘魂アントニオ猪木、生前葬

10月21日(土)。雨の降りしきる両国国技館は前売り券完売の盛況。
大会はカール・ゴッチ杯争奪トーナメントで幕開け。一回戦は元大相撲幕内力士 若麒麟こと鈴川真一 VSグレイシー柔術の新星 ヂエゴ安楽。鈴川が体重を活かして辛勝。同じく一回戦、総合格闘技のベテラン桜井隆多VSヒールレスラー"brother"YASSHIの異色対決 。YASSHIが普段の悪辣ファイトを返上してトライしたが、地力に勝る勝る桜井が勝ち。勇気あるチャレンジャーYASSHIも男を上げた。
第3試合も多彩な顔ぶれのタッグマッチ、グラップリング世界王者 タカ・クノウとクラシックプロレスリングのホープ 蓮見隆太 が組んで、パンクラスのロッキー狂 ロッキー川村とカメルーンのレスラー マックス・ザ・ボディのコンビと対決。クノウの投げ技とロッキーのパンチ、スリリングな攻防に観衆も熱狂、これぞ異種格闘技の醍醐味。
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第4試合はアメリカから初来日、気鋭のプロレスラー ハマーストーンVSブラジルの大巨人モンターニャ・シウバ 。田園コロシアムのハンセン対アンドレを彷彿とさせる肉弾戦はハマーが捨て身のミサイルキックからの俵返しで逆転勝利。
第5試合は純正ムエタイ。日本の若きヒーロー、 WMC世界ピン級王者 吉成名高がタイの同級セガイ・ラッチアノンに判定勝ち。両国国技館でムエタイと言えば、かつてルンピニーとラジャダムナンが対抗戦を行ったのを思い出す。
セミファイナルはカール・ゴッチ杯2017 決勝戦。鈴川真一VS桜井隆多。終始冷静な試合運びの桜井がこのルールでは一日の長を見せ、肩固めで見事な優勝。かつてゴッチ杯でしのぎを削った藤波辰爾やオリジナル ザ・コブラの祝福を受けていた。

メインイベントはまさに猪木にしか実現できない超豪華マッチ、第23代・第28代IWGP王者 スコット・ノートン VS K-1 WORLD GP ´94 ´95 ´98 優勝 ピーター・アーツ。アーツの嵐のようなパンチとキックをタフなボディで耐え抜いたノートンが、重戦車タックルからパワースラム風に圧殺。見応えある攻防が満員の観客を湧かせた。
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全試合終了後には藤波辰爾、スタン・ハンセン、藤原善明の三人がリングに上がり猪木への弔辞?を述べ、藤原が読経をして猪木の生前葬がしめやかに執り行われた。
そして万雷のイノキコールに迎えられ、亡者?アントニオ猪木が登場し、リング上の棺桶から自らの魂をつかみ出すパフォーマンス。さらに猪木の源流ブラジルのサンバチームが華やかにショーを締めくくった。
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猪木一流の演出と大迫力バトルの後は、やっぱり飲み会。なんかそっちの方がメインなような・・・。
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