mixiユーザー(id:1742700)
2017年10月18日16:09
111 view
御岳山＆日ノ出山 登山記��
10月6日、奥多摩の御岳山、及び、日ノ出山へ登ってきた。
前夜に登山地図を眺めてて、足慣らしでどこか山を歩こうと思い、「前回、行き慣れた高尾だったので、次は近場でもせめて違う山域にしよう。そういや奥多摩の御岳山に足で登ったことなかったっけ。行ってみるか」という思い付きである。
JR奥多摩線の御岳駅から路線バスで移動し、ロープウェイ駅の「滝本駅」（標高400m）をスルーして、そのすぐ近くにある御岳神社の鳥居をくぐって、登山コースへと入る。
コースは一応、アスファルト舗装されているが、凸凹だらけの荒れたくねくねの坂道で、そこを杖１本仕様でひたすら足で登る。実際にはこの道は、山頂周辺の集落に住む人（主に宿坊や民宿、食堂、土産物屋など）のための、車やバイクで通るための舗装道路のようで、この日も俺が歩いて登っていると、車の通りは結構あった。
また、この坂道の両脇には、杉の巨木が多数立っている。それぞれの木には、山の下から上に向けて、784→１の番号が振ってある。杉の木は784本あり、下から登り出して、その番号が１番まで来たら集落に到着、ということであると、途中で察した。
くねくね坂道を登っている途中に、上り下りしている走行中のケーブルカーを横から見られるポイントがあった。ベンチもあって、足で登る人にとってのちょっとした休憩ポイントのようだ。
くねくね坂道の途中には、名前はわからないが、数々の特徴的な色と形の草花が咲いていた。 ※事後調べによれば、１枚目の画像は「シュウカイドウ」、２枚目の画像は「ホトトギス」とのこと。
くねくね坂道を登り切ると、宿坊集落に入った。宿坊集落の中にはユースホステルもあったのだが、どこかの宿坊が併設経営しているような感じだった。
結局、このコースはバス停から山頂まで終始、何らかの舗装された道の上を歩くものであった。どうやら、古里駅から御岳山に登って来る別コースは、舗装されていない山道のようだが。
頂上の御岳神社は高尾山的というか、えらく新しくて豪華。実際、御岳山は東京では高尾山に次ぐ人気の山なのだそうだ。「御岳山」及び「御岳神社」という名称は、全国どこにでもありそうだが、この神社は正確には「武蔵御嶽神社」というらしい。
なお、俺自身、御岳山には過去３回程来たことがあり、いずれもケーブルカーを使って来た。今回、約10年ぶりなのだが、過去３回はいずれも御岳神社の手前でロックガーデン方面に向かっていたので、御岳神社の境内に入るのは初めてか。
境内の奥にあった、奥宮遥拝所。ここからは、「奥ノ院」の山が見える。
その境内に御岳山の山頂碑（標高922m）があることを、今回、初めて知り、自撮りで記念撮影。こんなところに山頂碑があるなんて、知らんかった。
御嶽神社を後にし、藁葺家屋の宿坊。御岳山の集落は、藁葺家屋の集落でもある。
その後は、「滝巡りからのロックガーデン」に向かうか、それとも「日ノ出山山頂」に向かうか、事前にはノープランだったのだが、うっすら雨が降って来たので、木立が雨を遮るであろう日ノ出山山頂（標高902m）に向かうことに。ちなみに、天候の事情は別として、体力的には、もし御岳山までケーブルカーを使っていたなら、両方行けたかもしれないが。
御岳山から日ノ出山へと通じる山道を撮影。神社から東に歩いて40分程で、日ノ出山山頂に着く。この道はアップダウンもさほどないので、体力的にも歩きやすい。日ノ出山に行くなら、一番楽な生き方は、御岳山までケーブルカーで上がり、この道を歩いて行く（いったん下りて登り返す）というコースであろう。
日ノ出山の手前にちょっとした広場が現れ、その奥に「東雲山荘」（しののめさんそう）があった。
ここは宿泊用の山小屋だが、利用は4月下旬〜12月中旬までの完全予約制で、６人以上のグループで、素泊まりのみ。大人一人１泊3000円で、それとは別に１グループで薪代3000円。予約先は「日ノ出町シルバー人材センター」で、予約があったら同センターが斡旋する管理人が登ってきて、小屋業務を行うのであろう。
なお、そのことを後日、山仲間のA氏に話したところ、「いいなあ、年齢喰ったら、（シルバー人材センターに登録して）そういうところ（＝山小屋）で仕事してえなあ」と。うん、その気持ち、わかるなあ…。
そして、この東雲山荘は、日帰りで来れる山の山小屋なので、個人的には実用性は低いのだが、そこを敢えて泊まってみたい気がしなくもない。尤も、この山小屋に泊まろうというメンバー６人を揃えることの方が困難だが。
それに、この山荘は平成28年9月に改修工事を済ませたばかりらしく、実際、外観がまだ真新しい。しかし、せっかく新しくしたんなら、もう少し使い勝手を良くすりゃいいのに。このままだと、改修費用が回収できなくて、勿体無いんじゃねえか？と。山荘近くの屋外に、山小屋利用者以外にも清潔に維持された水洗トイレがあったのは有り難かったが。
東雲山荘から日ノ出山山頂（標高902m）へは、「公称60秒で着く」という程のすぐ近く。到着。２年前に来た時は大混雑だった山頂広場が、今日は誰もいなくて、静かで、寒い。
日ノ出山山頂自体は、別コースで２年前に登ったことがあるが、今回、御岳山方面からのコースを歩いたことで、俺はその昔、高校１年生の頃の遠足で、そのコースで日ノ出山にハイキングに来ていたということを思い出した。
山頂碑と自撮りで記念撮影。まあ、２年前にも撮ったんだが。
靄がかかってはいるものの、山頂広場からは、それなりの眺望が望めた。また、振り返ると、向こうの山＝御岳山の頂上の御岳神社の神殿が見えた。
山頂で昼食の後、早々に下山することにする。
続く。
前夜に登山地図を眺めてて、足慣らしでどこか山を歩こうと思い、「前回、行き慣れた高尾だったので、次は近場でもせめて違う山域にしよう。そういや奥多摩の御岳山に足で登ったことなかったっけ。行ってみるか」という思い付きである。
JR奥多摩線の御岳駅から路線バスで移動し、ロープウェイ駅の「滝本駅」（標高400m）をスルーして、そのすぐ近くにある御岳神社の鳥居をくぐって、登山コースへと入る。
コースは一応、アスファルト舗装されているが、凸凹だらけの荒れたくねくねの坂道で、そこを杖１本仕様でひたすら足で登る。実際にはこの道は、山頂周辺の集落に住む人（主に宿坊や民宿、食堂、土産物屋など）のための、車やバイクで通るための舗装道路のようで、この日も俺が歩いて登っていると、車の通りは結構あった。
また、この坂道の両脇には、杉の巨木が多数立っている。それぞれの木には、山の下から上に向けて、784→１の番号が振ってある。杉の木は784本あり、下から登り出して、その番号が１番まで来たら集落に到着、ということであると、途中で察した。
くねくね坂道を登っている途中に、上り下りしている走行中のケーブルカーを横から見られるポイントがあった。ベンチもあって、足で登る人にとってのちょっとした休憩ポイントのようだ。
くねくね坂道の途中には、名前はわからないが、数々の特徴的な色と形の草花が咲いていた。 ※事後調べによれば、１枚目の画像は「シュウカイドウ」、２枚目の画像は「ホトトギス」とのこと。
くねくね坂道を登り切ると、宿坊集落に入った。宿坊集落の中にはユースホステルもあったのだが、どこかの宿坊が併設経営しているような感じだった。
結局、このコースはバス停から山頂まで終始、何らかの舗装された道の上を歩くものであった。どうやら、古里駅から御岳山に登って来る別コースは、舗装されていない山道のようだが。
頂上の御岳神社は高尾山的というか、えらく新しくて豪華。実際、御岳山は東京では高尾山に次ぐ人気の山なのだそうだ。「御岳山」及び「御岳神社」という名称は、全国どこにでもありそうだが、この神社は正確には「武蔵御嶽神社」というらしい。
なお、俺自身、御岳山には過去３回程来たことがあり、いずれもケーブルカーを使って来た。今回、約10年ぶりなのだが、過去３回はいずれも御岳神社の手前でロックガーデン方面に向かっていたので、御岳神社の境内に入るのは初めてか。
境内の奥にあった、奥宮遥拝所。ここからは、「奥ノ院」の山が見える。
その境内に御岳山の山頂碑（標高922m）があることを、今回、初めて知り、自撮りで記念撮影。こんなところに山頂碑があるなんて、知らんかった。
御嶽神社を後にし、藁葺家屋の宿坊。御岳山の集落は、藁葺家屋の集落でもある。
その後は、「滝巡りからのロックガーデン」に向かうか、それとも「日ノ出山山頂」に向かうか、事前にはノープランだったのだが、うっすら雨が降って来たので、木立が雨を遮るであろう日ノ出山山頂（標高902m）に向かうことに。ちなみに、天候の事情は別として、体力的には、もし御岳山までケーブルカーを使っていたなら、両方行けたかもしれないが。
御岳山から日ノ出山へと通じる山道を撮影。神社から東に歩いて40分程で、日ノ出山山頂に着く。この道はアップダウンもさほどないので、体力的にも歩きやすい。日ノ出山に行くなら、一番楽な生き方は、御岳山までケーブルカーで上がり、この道を歩いて行く（いったん下りて登り返す）というコースであろう。
日ノ出山の手前にちょっとした広場が現れ、その奥に「東雲山荘」（しののめさんそう）があった。
ここは宿泊用の山小屋だが、利用は4月下旬〜12月中旬までの完全予約制で、６人以上のグループで、素泊まりのみ。大人一人１泊3000円で、それとは別に１グループで薪代3000円。予約先は「日ノ出町シルバー人材センター」で、予約があったら同センターが斡旋する管理人が登ってきて、小屋業務を行うのであろう。
なお、そのことを後日、山仲間のA氏に話したところ、「いいなあ、年齢喰ったら、（シルバー人材センターに登録して）そういうところ（＝山小屋）で仕事してえなあ」と。うん、その気持ち、わかるなあ…。
そして、この東雲山荘は、日帰りで来れる山の山小屋なので、個人的には実用性は低いのだが、そこを敢えて泊まってみたい気がしなくもない。尤も、この山小屋に泊まろうというメンバー６人を揃えることの方が困難だが。
それに、この山荘は平成28年9月に改修工事を済ませたばかりらしく、実際、外観がまだ真新しい。しかし、せっかく新しくしたんなら、もう少し使い勝手を良くすりゃいいのに。このままだと、改修費用が回収できなくて、勿体無いんじゃねえか？と。山荘近くの屋外に、山小屋利用者以外にも清潔に維持された水洗トイレがあったのは有り難かったが。
東雲山荘から日ノ出山山頂（標高902m）へは、「公称60秒で着く」という程のすぐ近く。到着。２年前に来た時は大混雑だった山頂広場が、今日は誰もいなくて、静かで、寒い。
日ノ出山山頂自体は、別コースで２年前に登ったことがあるが、今回、御岳山方面からのコースを歩いたことで、俺はその昔、高校１年生の頃の遠足で、そのコースで日ノ出山にハイキングに来ていたということを思い出した。
山頂碑と自撮りで記念撮影。まあ、２年前にも撮ったんだが。
靄がかかってはいるものの、山頂広場からは、それなりの眺望が望めた。また、振り返ると、向こうの山＝御岳山の頂上の御岳神社の神殿が見えた。
山頂で昼食の後、早々に下山することにする。
続く。
1
0
ログインしてコメントを確認・投稿する