mixiユーザー(id:5376428)

2017年09月24日00:15

245 view

アジアフォーカス福岡国際映画祭のことなど。

前回の日記の二日後に映画祭が始まってまる一週間
9時前に家を出て3〜4本観て21時過ぎに帰る…生活であります。
午前中パートの日も2〜3本観てます。
ほとんどPCを開く暇がない!
コメントのお返事も書けなくてごめんなさい!

11月に生まれて初めてのフルマラソンが控えているから
今いちばん走ってないといけないのに
もう12日走ってない!!


で、明日大林宣彦の「花筐」で映画祭の本上映は最後です。
関連上映が26日まであるので
鑑賞はもう一息なんですけどね。


私的に今年の収穫は

「春の夢」 ’16 (韓) チャン・リュル

チャン・リュルの新作。チャン・リュル本人に出演している3監督のうち
パク・ジョンボム,ユン・ジョンビンが登壇してシンポジウムがあり
(もう一人はヤン・イクチュン。彼も来福の予定だったのよ)
とてもとても面白かった♪


「噂の男」 ’14 (タイ) ナワポン・タムロンラナタナリット

タイでは映画評論家でさえゴダールを観たことがなかった90年代前後
バンコクの市場に存在した海賊ビデオ店に取材したドキュメンタリー。
めちゃめちゃ面白かった!!
これ、一般公開すべき!


「ダイアモンド・アイランド」 ’16 (カンボジア・独・カタール) デイヴィ・シュー

急速に都会化するプノンペンのダイアモンドアイランドの建設に携わる
出稼ぎ労働の若者の生態が描かれる。
今どきのカンボジアの青少年、知らないでしょ?


「バイオリン弾き」 ’16 (イラン) モハマド・アリ・タレビ

「柳と風」のモハマド・アリ・タレビの新作。
テヘランのバザールの流しのバイオリン弾きのお話。
実際のバザールの人々を起用したドキュメンタリーのようなドラマ。
イラン人のやさしい人間の在りように心がぬくもる作品でした。


「フーリッシュ・バード」 ’17 (中) ホアン・ジー,大塚竜治

あまりに愚かな地方都市の女子高生の生態にイライラするのだけれど
両親が出稼ぎに行き 祖父母と暮らす“留守児童”の
孤独と閉塞と自己肯定感の薄弱さにうすら寒さを感じる…。


「ゴッド・スピード」 ’16 (台) チョン・モンホン

ヘロインの運び屋と彼が乗ることになったタクシー運転手が
ヤクザの抗争に巻き込まれるロード&バディムービー。
実は最終盤になるまで何が面白いのか今一つつかめないのだけれど
ラストめちゃくちゃ感動します!


というところでしょうか。


今日は関連上映でキム・ギドクの「STOP」を観ました。

原発モチーフのお話だったのだけれど
途中で退席する人が相次ぐ(!)びっくりな作品だった!
園子温よりさらにストレートな語りで
これは実際に原発事故を体験した日本人にはファンタジーですらないと感じられる…
と思いました。
好き嫌いは別にして
これはキム・ギドクにしか撮れないな…。


映画祭とは関係ないですが
思惟太は13日に「ダンケルク」を観たのですが
すでにパンプは完売していて購入できませんでした。
映画祭がシネコンで催されているので毎日パンフの入荷をチェックしていて
再入荷した21日に即購入。
これ読みごたえがあるとてもいいパンフだったんだけど
23日にはもう完売になっていた!
「この世界の片隅に」のパンフも入手困難だったけど
同じ状態みたいです。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する