6月末の横浜、原鉄道模型博物館の特別展。現在は終了してます
☆=写真拡大可
・6月29日
横浜 原模型博物館の「九州の鉄道と屋久島森林鉄道」記録映像展」。ここの博物館、週末は大変な混雑と聞くので、ちょっと無理して平日に知人と行きました。
タイトルから分かる通り映像の半分〜3/2は屋久島 安房森林鉄道のものでした。林鉄としては満期の1960年代後半の訪問で、当時の動画撮影は少ないので貴重なものと言えます。16mmフィルムですが素人撮影の辛さもチョットあるけど・・・
画像を見てると営林署からモーターカーを特発されたようで安房貯木場から出発していく様子が判ります。映像は撮影OKだったので、ホンのチョットだけ上げてみると・・・
このモーターカーは当時から営林署ではなく屋久電の所有で、個人(山小屋、小杉谷荘管理人)に払い下げられた時の走りを見た事があります。その後は後に土埋木運材を行ってた民間会社の愛林が買い受け、現在も山中奥い所に現存してる筈。
博物館内アーカイブ閲覧も安房林鉄のアルバムスチール写真が上げられてますが、その写真見ると安房から上流方向に辿って中継集積集落の小杉谷で止まってました。しかし映像を観ると更にその先へ進んでおり、映像は小杉谷から2km程行った三代杉前が写り、更にその先の作業線・・・途中の映像から予想すると三代杉から500m程進んだ乱谷のヘアピン木橋付近? での集材作業風景がありました。スチール写真もある筈ですからアーカイブ化する時にカットされたんでしょうかねぇ・・・本線も然ることながら、集材作業現場って立ち入れる事は少ないので写真としても、もっと貴重なんですけどね。今回来てみて原氏が小杉谷の先まで訪れた映像があったと知った事も大きな成果?でした。
しかし平日にも関わらず? 関西からの知人と、私メより遥かに林鉄に濃い知人と館内で会ったのは何とも・・・
まぁ映像展が、その週末までで空いた平日来館狙いとなると、もう殆ど選択の余地が無い時期ではあったんですけどね
せっかくなので、1番ゲージレイアウトの画像も少し。
戦前ドイツの流線形ディーゼルカー フリーゲンダー・ハンブルガー 。HOゲージで製品模型化もされてます。
この西ドイツ03電気機関車は先頭部に小型カメラが搭載されており来館者が運転出来る列車でもあります。勿論運転しました(整理券制)。
この時間に走ってたのはスイスのクロコダイルと言われる電気機関車。これは大型の標準軌タイプのものですが、これを小型化したナローゲージ版のクロコダイルは保存中のものを氷河急行車内から見た事があります。
☆ 軌道線に停車している、左の青いのは阪神電鉄だったかな。
☆ こちらは1番ゲージ展示車の京阪60形「びわこ」号。でも、これは原工房製ではなく一般に売ってる模型の展示品のようです。
☆ レイアウト走行のドイツ流線型内燃車に対抗して?、こちらは米国の戦前流線形内燃車、シカゴ・バーリントン・クインシー鉄道の「パイオニア ゼファー」号 3連接高速列車です。結構好きな車両の一つで、描きやすそうで判り易いし?
大きな大馬力エンジンなので爆音上げて高速で走り去る風景って、想像するだけで楽しくなってきます(妄想の世界
)
会場を出た後は近くの茶店に入り来る時には予想もしてなかった濃い林鉄談議になったのは当然の成り行きで・・・
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