ロープウェイで3分。
千光寺公園に着きました。
展望台に上がると・・・
絶景！！
というのは大袈裟かもしれないけれど、
でも本当にいい景色。
瀬戸内海の小さな島々が見えて。
なんだかホッとする景色。
ところが雨が降ってきちゃいました。
が、ちっとも嫌じゃない。
少し煙っていく景色がまた良いのです。
街全体がしっとりしていく感じ。
その後も降ったり止んだりのお天気。
地元のおばちゃんに
「すべらないよに気ぃつけてねー」
なんて声をかけていただきました。
旅行者同士もすれ違うときに「こんにちは」って
自然に挨拶ができます。
坂道だから、山道のマナーが応用されるのかもしれないけれど、
なんとなく心が素直になる街だからかもしれません。
なんでだろう？
現在と過去が同居しているような雰囲気の街だからか、
観光地でありながら生活感があるせいか。
多くの映画監督が、ここで映画を撮りたくなった理由がわかる気がします。
文学館という、尾道にゆかりのある作家さんの作品やものなどを展示してある
ところでは、
お客さん？が私だけだったので、
景色を見ながら、受付のおばさまが尾道について色々説明してくださいました。
どうやら、道に迷いながら歩いてきた私のコース、
地元ボランティアガイドさんお勧めのコースだったらしい。
すごいな、私！！
ナイス方向音痴。
あとは気の向くままに下りながら古寺巡り。
のはずでしたが、
18時になっても明るいし、行けるところまで行ってみよう！
と、下るどころか、また坂道をひとり上がるのでした。
つづく
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