新宿ゴールデン街まねき通り沿いにある、“女性だけで創る透明で美しい少年世界”をテーマとしたバー
店の意図など知らずに入ってみれば、“セーラーかんな子”と名乗るメイド服姿の女性が出迎えくれた。
去年の火事により、元あった場所から現在の所へ移転。前の店には入ったことがないが、薄暗いカウンター席のみの店内は、この界隈では標準的な狭さ。
飲み物を注文すると、前の店舗に置いてあったという罹災酒を放出中とか
瓶が煤けている以外中身に影響は無いので、洋酒中心の品揃えの中から長崎県は井上酒造の「孤独な天使」(写真左)を選んでみた
焼酎定番の米・麦・芋ではなく、なつめやしをベースとして造られた変わり種の「孤独な天使」は、他の焼酎にない円やかな甘味が感じられる
ワイン酵母で発酵させているためか、商品説明にあるとおり、確かにブランデーを飲んでいる感じに近い。
アルコール度数36度と高めな割に風味と甘さにより一般的な焼酎と比べ飲みやすく、ロックか水割りにするれば焼酎が苦手でも大丈夫なこと請け合い
チャージ料を兼ねている軽いつまみは、店のコンセプトに即したような星形の器で饗される、絹ごし豆腐のなめたけ載せ(写真中央)
レトロなレコードプレーヤ(写真右)で掛かる音楽を聴きながら、以前の店の面影を想像しつつ酒を傾ける
曜日か早い時間帯のためか客が私一人きりゆえに、ネットやフェイスブックなどで紹介されている店独特な雰囲気を味わえなかったのは残念
次回はそれを楽しみに、常連さんで賑わっている時を見計らい訪れたいね
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