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2017年05月08日17:43

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「女の機嫌の直し方」を読みました

黒川 伊保子著    インターナショナル新書


うーむ。

とある事があり、必要に駆られた時に本屋で見かけたので、手に取りました。何か新たなヒントがあるかも、と藁にもすがる思いで。

私は男なので、女性がワカラナイ。

なので、脳科学の分野で30年のキャリアがある方のお言葉ですから、ある種の真実なのだと思います。

非常に勝手な私の解釈でまとめますと、女は共感が大事。女の脳は察知する能力の天才なので、女の機嫌を取るなら共感しなさい。共感出来なかったら、共感しているフリをしなさい。察知する能力では男女差がありますよ。

という事になると思います。

で、では私が納得したか?と言えば、納得も共感も出来なかったです…

フリをしてその場をなんとかサバイブ出来たとして、その時の欺瞞が耐えられなくなり、いつか男性側が爆発するように感じました、私の能力が、器が小さいからでしょうけど。

私は性差を否定するわけではないし、男女差も個人差も受け入れたいと考えますが、この本だと男性側の負担が大き過ぎると感じました。もう少し擦り合わせる手段とか方法が欲しいです。もちろん今まで男性はかなり下駄を履かせて貰っている、家父長制な時代も長くあった事は理解しているつもりです。

そういうモノであるのは理解出来ますが、でしたらもう少しお互いが歩み寄る手段が無いと、男性側に澱がたまるだけだと思います。

男性は基本的に、哺乳類のオスだから子孫を多様的に残す為に浮気をし、子を成すべき、という事にも共感していただけるのでしょうか?もちろん婚姻関係を否定するモノではありませんが、新しい家族像もあってよいかも。そんなケーススタディーも欲しかったです。

あくまで共感が主体だけなのが、女性側だけ、なのが納得出来ないのです。そういうモノだとしても。男性の主観を、女性の客観を擦り合わせる技術が欲しいです。

地雷を踏むのに疲れた男性は、家庭を大事にしつつ、言葉少なく、相手の言葉に共感するフリをして、家庭以外で安らぎを求めなさい。家庭で安らぐにはかなりの負荷をかけるから。と言われてる気がしました。だって脳の性差があるから、と言われて納得はし辛いです。性差をお互いが理解して、歩み寄りましょうよ、が感じられない…

仕組みが分かったから楽になるから、と言われても、仕組みが分かったから、地獄に行く道が薔薇色にはならないですよ…

と、愚痴ると、女性からは嫌われます。知ってます、だいたい45年くらいほぼ嫌われてますから。
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