キリシマエビネ
同じ地域でエビネ、キエビネ、キリシマエビネ3種類混生する鹿児島には3種類の特長を受け継いだエビネが自然界に存在する
花の種類も多様で同じ名前なのが不思議なくらいである
サツマエビネ
現在は銘品のサツマエビネに混生しない地域のエビネを交配させて下品な花色をつくりだしたりしていて上品な花はかなりの高値で取り引きされ下品な失敗作が安値で取り引きされることになり安値故に普及してしまうというおかしな現象が起こる
その下品な失敗作から良いものを作ろうとしてまたさらに下品な失敗作をつくり安値処分するがそれが普及する
高値の良品は普及しない
バブルを経験した業者は良品を安く供給しない
一般の趣味家も目にすることがない花となりお金持ちの趣味家の棚にあって一般人に縁の遠いものとなる
花好きでも知らないのが今のエビネ蘭で最近はエビネの展示会開催も少なくなり頭を抱えた業者を何人みたことか
市場がなければ後継者も家業を継がない
良品は趣味家が亡くなると誰も育てられるものでもなく消えてしまう
誰にも知られずに山でひっそり咲いているエビネが穏やかな自然界で行き続けることをせつに願う
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