時間があると本屋に行きます。買う予定がなくてもとりあえず行きます。たくさんの本に囲まれて背表紙を見ているだけでほっとします。背表紙や表紙から内容を想像します。内容を想像しながら読もうかやめようか迷います。何万冊,何十万冊あるかわかりませんが,「ここにある本は一生かかってもほとんど読めないなあ」などと考えるとさびしくなります。でも,内容を想像するだけでもなんだか豊かな気持ちになります。
こういう至福の時間はリアルの本屋でしか味わえません。だから,用事がなくてもときどき本屋に行きます。
私の町も本屋がどんどん減っています。とくに小さな昔ながらの本屋さんは全滅です。今では大型書店が一店あるだけです。
そうはいってもネットの利便も十分利用しています。リアル書店の店舗にない本もネット検索すれば多くは簡単に見つかります。それで価格が同じなら利用を拒む理由はありません。このままいけばリアル書店はネットにかららず駆逐されてしまいます。
リアルもネットもそれぞれの良さがあります。とくに、いまリアル書店がピンチなら、書店経営が報われるような具体的な方策を考えなければならないと思います。
このままリアル書店を見殺しにしてしまうのは,本屋ファンとしてはやりきれない思いです。
■大賞が話題も十数年で書店は3割減、書店員たちの思い
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4526085
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