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2017年04月15日13:54

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沖縄の大学で講義をする夢を見た

昨夜、また沖縄にいっている夢を見た。

夢のなかでは、大学時代の恩師から沖縄にある大学で、

「一年間、西谷啓治先生の宗教哲学を講義してくれ」
という依頼を受けて、沖縄に行くことになったという夢なのである。

わたしには、30代の頃、西谷先生の主著である『宗教とは何か』について、原稿を書こうと思って書いたノードがある。そのノートをもとに、一年間、わたしの西谷先生の思い出を織り交ぜて話ができるのかなと思いながら、夢のなかでは、大学時代の恩師の依頼を引き受けることにしたのである。

沖縄の那覇空港について、そこから大学まで何故かまた昨年、一昨年とわたしを沖縄に連れて行ってくれた友人がレンタカーを借りて、その大学まで連れて行ってくれ、そうしてわたしの宿泊するホテルまで連れていってくれると、

「じゃあね、帰るね」
と、さっさと部屋を出ていってしまった。

「えっ、ちょっと待って・・・・・・・・」
と、わたしは友人の後姿に呼びとめているところで、夢が覚めた。

不思議な夢だと思いながら、しばらくぼんやりとしていたのだが、西谷先生の『宗教とは何か』の第二論文「宗教における人格性と非人格性」までの原稿は書いてあった。その原稿は原野栄二先生が主宰されていた同人誌『雲』や『燈影』という雑誌に掲載するために書いていた。ところが原野先生が亡くなられ、それ以降、わたしには発表する場所もなくなり、また頸椎にヘルニアができているということで書く余裕もなくなってしまった。

さらにこれらの原稿を書き遺していたフロッピーそのものの紛失も分かってしまい、もうどうでもよくなって、7年という時間が過ぎていってしまった。

さて後残りの原稿を書いて、わたしなりの西谷啓治著「宗教とは何か』論を書いてみようかとも思ったりもしている。ノートはあるので、大体、3000字をなかで一フレーズずつをまとめていくのも面白いかもしれない。

昨夜の夢はそんなことをわたしに暗示しているのかもしれない。
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