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2016年11月05日14:20

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#Across the Universeカートコバーンもいいが、ひかるちゃんのカバーもイイネ!しかしスコーピオンズもなかなか捨てたもんじゃない

  やむことのない 雨のように
  ちいさな紙コップへふりそそぐ 豊穣な言葉の群れは
  先を争い ころびながら
  遠い宇宙を 荒々しく乗り越えてゆく
 
  悲しみの水たまり 喜びの波間
  解きはなたれた わたしの心を漂い
  虜にし 愛撫する
 
  エホヴァの神 ヒンズー教の導師 創造の神
  あなたがたは いったい…
 
  わたしは もうひとりで生きてゆけます
  この豊かな心の大地は なにものにも
  変えることはできないのです
 

  飛び散った光の粒子が 幾千万の眼球となって
  目の前で踊り始め 
  そのどれもが 宇宙を越えてこいという
 
  郵便受けの中で あわてる風たちのように
  自由で気ままな思考は あてもなくさまよい  
  あえて道を選ぼうとすれば  ころんでしまうだけ

  わたしは ひとりで生きる
  この豊かな心の大地は なにものにも
  変えることはできない

  笑い声が ひそかに聞こえる 
  鐘の音のように わたしに語りかける 
  太陽からの 無限の愛に包まれて
  そのどれもが 宇宙を越えてこいという
 
  わたしは ひとりで生きてゆく…
  この豊かな心の大地は だれにも
  決して 変えることはできない

「アクロス・ザ・ユニヴァース」レノン=マッカートニー作
ジョンの楽曲の中でも特に歌詞が印象的な作品であり
"words are flowing out like endless rain into a paper cup"と
いう一節が浮かんだ後、暫く考えた末に一気に書き上げたと
ジョン自身は語っている。

繰り返し歌われるマントラ"Jai Guru Deva Om…" は「我らが導師
神に勝利あれ」(神に感謝を)の意である。
詩作には代表曲「Love」と同様に松尾芭蕉の影響が指摘される
こともあり、1968年にインドで受けたマハリシ・マヘシ・ヨギの
講義から着想を得たとされることもある。

曲は、1967年から1968年の初め頃に完成された。
17枚目シングル「レディ・マドンナ」レコーディング・セッションで
録音されたもののしばらく発表されなかった後、1969年に
『ノー・ワンズ・ゴナ・チェンジ・アワ・ワールド』に収録され、
陽の目を見ることとなった。

ジョンは「本当に良い歌は、メロディーがなくても歌詞だけで
その価値を見出せる歌であり、それに該当する曲こそ
『アクロス・ザ・ユニヴァース』である」と語っている。

尚、NASAが設立50周年を迎える記念に、2008年2月4日米東部時間
午後7時(日本時間5日午前9時)に北極星へ向けて本曲が発信された。

この日は、楽曲のレコーディングから40周年ということもあり、
ポールは「NASAよくやった! 異星人によろしく」と粋なメッセージを
NASAに寄せた。
オノ・ヨーコも「何十億もの惑星と交信する新時代の始まりを感じる」
と伝えたという。

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