mixiユーザー(id:32017195)

2017年01月19日02:01

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チップと生き金

タイにはまだチップの制度が残っている。それも”気持ち次第”という
フランススタイルだ(飲食店にはない)
レシートに記載されるようなアメリカ式ではない。
最低金額が決まっているところは英国式だろうか?

フランスでもチップはなくなったし、VAT7%取ってるんだからいいかと思うんだが
タイバーツが安いからあまり気にならない。何十円かである。

募金に慣れていると大した額ではないけれど
チップの上げ方は難しい。

いちおう教えてもらう金額は最低金額なので、それでは本当は
だめなのではないか。
それ以上はいくらでもいいらしい。

であれば、それなりの人として認めてもらうには多めに上げるのがいいのだろう。
とはいえ、これはお祓いも同じなのだが
一体いくらが適正なのかわからない。

多く上げればいいというわけでもないし、上げ忘れることもあるだろう。

日本人はチップとか心づけの上げ方が難しい。

税金の締め付けが厳しく、企業として心づけを上げられなくなったのもある。

役員報酬を上乗せして、そこから払えとか始まる。
要するに給料から自腹で出せ、ということ。
結局経費としては認められない。

だから企業文化としてできない。
社員にモチ代も化粧代も配れない。せいぜいビール券や商品券、図書券、クオカード
になったのはこういうわけだ。

ちょっとした現金を配ろうものなら

接待費

現金は(結局社長がネコババしたろ?とか)判断が難しいのでやめてくれ

とすぐすっ飛んでくる。

こういうわけで目的外チップは日本人のなかから失われた

しかしそんなだからこそ、今チップを渡すと日本では喜ばれる。

これを生き金という。

チップはみんないつ上げるだろうか?

おおむねサービスの後だ。

うまい人はサービスの前に渡す。

お礼ではなく、頼むよ代だ。

旅館の仲居さんにお茶出し後に出す、あの文化だ。

海外でこれをやると、握りしめて逃げるやつがいる。

だから後出しになった。

前だしをできるのはうまい人だ。

うまい人は出し方もスマートだ。

これは本当に難しい。

シンドラーのリストの冒頭部分のように渡せれば
ひとまずの人間になれるだろうか?

どうだあかるくなったらう

にはなりたくないものだ。






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