於:バロックザール
7月3日
バッハ 前奏曲とフーガ BWV543(リスト編)
グリーク ピアノソナタ ホ短調作品7、ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード作品24
モーツアルト ピアノソナタ第9,14,15(18)番
プレトニョフという名前なんとなく聞いたことあったけど、ピアニストでもあり、作曲家でもあり、指揮者でもあったのですね。チャコフスキーコンクールで優勝したけど、2006年に気に入ったピアノがないので、ピアノを弾くのをやめてしまったけど、3年前にカワイのピアノが気に入り、ピアノを再開したとのこと。
この日も当然持ち込みのカワイのピアノでした。
黒ずくめの服装で厳かに登場(教祖様的雰囲気!)座るとおもむろに弾き始めると、なんともバッハが神秘的に響き、リヒテルの平均律のレコードの神秘的な雰囲気を思い出しました。続くグリークは初めて聞く曲なので、よくわかりませんでしたが、リヒテル、ギレリスとロシアのピアニストはグリークが好きなのなかな?
小さいホールの最前列で聴いたのでモーツアルトは音が響きすぎる感があったけど、音のひとつひとつがモーツアルトらしい珠玉の美しさを感じさせました。
このピアニストただものではないなという存在感を感じたコンサートでした。
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