ケルティック・クリスマス2016 @すみだトリフォニーホール

3年前に続いて、シャロン・シャノンを再び見る事ができた。それだけで大満足のケルティック・クリスマスです。シャロンの笑顔とアコーディオンは、見る者聞く者を幸せな気分にしてくれます。本当に不思議です。あんなに小さなアコーディオンから、どうしてあんな音が出てくるのでしょうか。特に左手の動きがいつ見ても謎です。

オープニングをつとめたドリーマーズ・サーカスはデンマーク出身の男性3人組。あれ、男性だけのグループを見たのは、多分今年初めてだと思います（笑）。端正な佇まい、でも演奏は熱いものがありました。伝統音楽にクラシックの素養が感じられました。特にフィドル（バイオリン）の演奏はクラシック寄りに感じました。自分にとっては、ちょっと上品すぎるかなという印象です。

次に出てきたのはチェリッシュ・ザ・レディーズというアメリカの6人組。レディーズというよりおばちゃん集団。肝っ玉母さんみたいなリーダーの人（マツコ・デラックスみたいだと言ってた人がいた）とか、椅子に同化したみたいでほとんど動かないアコーディオンの人とか、メンバーのキャラクターも印象的。クリスマスソングも含めたプログラムも楽しかったです。

ステップダンサーのジュリー・フィッツジェラルドも随所に登場して場を盛り上げてくれました。華のあるダンサーが踊ると会場の雰囲気も変わりますね。

シャロン・シャノンのステージでボブ・ディランの「Don't Think Twice,It's Allright」をやったのは、別にノーベル賞とは関係ないはず。確か前回でもこの曲をやったと記憶しています。最後の「Mouth of the Tobique」から「Galway Girl」、最高でした。

全員登場のアンコール、演奏も会場のほどよい盛り上がりもとても気持ちのよいものでした。

来年はチーフタンズが来るそうです。ちょっと悩みますが、これはやっぱり見ておかないとと思います。

Mouth of the Tobiqueのライブ映像。
こんな雰囲気の中でシャノンのライブを楽しめたら最高でしょうね。
https://youtu.be/TRy50Qf7Gjk

そして、この曲を検索していたら、磯部舞子さんが演奏している動画を見つけました。るつこベチコでこの曲をやったのは２回見ていますが、それもとても楽しいものでした。
https://youtu.be/sC_GaYLCPYU

ああ、舞子さん、ベチコさん。
今年は1度もベチコさんのライブに行けていません。

シャロンもベチコさんも、演奏している姿とか表情がとてもいいんですよね。
大好きです。