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2016年11月05日09:13

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セリーンのお母さん来韓、翰林大学で特別講師、など

11月1日

セリーンのお母さんが、ボンホと一緒に我が家にやって来る。少ししてハンジュとエリックも。

思ったよりセリーンのお母さんが元気そうで何より。カンボジアと台湾のセリーンの友達らと会ってから韓国に来た。今回、お骨をフランスに持って帰る。

ボンホの話によると、セリーンの直接の死因はツツガムシ病だったらしい。死亡するまで病名が分からず、虫に刺されてからの時間が長く、適切な治療が施されなかったことが、原因だとか。もちろんセリーンの免疫力が落ちていたということもあったが。

さて、我が家の食事会だが、アメリカで買って来たチーズとサラダで始まり、プチュジョン、チャプチェ(デス兄貴宅にあった豆板醤を使用。美味い)、ペンデンイフェ(ハンジュが持ってきた。今夜のハルのハンジュ・デイのメニューだと)、プルコギ、そしてオリロースと、超豪華。もう本当にお腹いっぱい。

BGMには、フランスものかけたり、エキゾティカをかけたり、キム・チュジャをかけたり、OPAをかけたり、ペドロ&カプリシャスやキャンディーズの洋楽カバーをかけたり…。


11月3日

春川へ。翰林大学で講演。テーマは“音楽で見る東アジア”。翰林大での特別講師は2年ぶりだ。

春川駅にジウォンさんが迎えに来てくれて、一緒に昼飯。『イビガ チャンポン』、2014年には韓国中華料理部門で一位になったこともあるチェーン店。メニューが潔く、チャンポン、スナンチャンポン(まろやかな(=辛くない)チャンポン)、チャジャンミョン、タンスユクのみ。

わしは辛いチャンポン、ジウォンさんは辛くないチャンポン、それにタンスユクもオーダー。
まずここのタンスユクは、普通のタンスユクとチャプサルタンスクユを合体させたような味でかなりイケる。

そして看板メニューのチャンポンの登場。
実はここのスープ、ベースが牛骨。そのためクリーミーで濃厚な味。この独特な味を堪能するには、辛くないチャンポン(赤くはないが、実際はピリッと辛かった…)の方が良いかも。赤いチャンポンだとちょっと辛さに埋もれがちになってしまう…が、それでも十分に美味い。
ただ、麺が若干煮すぎで、わし個人的にはもう少し硬めに茹でて欲しかった(往々にして韓国人は柔らか麺が好き)。

その後、春川『サンサンマダン』の建物をちょっと見学してから(ここ、かなりいい施設)、大学校舎へ。

さて、いよいよ2時間強の授業である。基本、日韓大衆音楽歴史比較講座。韓国トロットと日本の演歌から始まり、歌謡曲、日韓ロック、日韓フォーク、そして禁止曲の話。

シン・ジュンヒョン、キム・チュジャ、キム・ジョンミ、山本リンダ、いしだあゆみ、ちあきなおみ、ピンクレディ、ダウンタウンブギウギバンド、レイジー、フォーククルセダースなどの映像を流す。
最後に、ロシアと中国におけるロック創始者と呼ばれる二人の歌手を紹介。ヴィクトル・ツォイと崔健。ふたりとも朝鮮族である。

質疑応答の時間もあって、SMAPはなぜ国民的アイドルなのかとか、なぜ日本にはCD屋が多いのかとか、なかなか興味深い質問。

ジウォンさんがアコギも準備してくれたんだけど、結局歌は歌わず…。

夕食、春川といえばタッカルビである。翰林大の教授仲間がぞろぞろ集合。みんなで内臓肉入りでガツンと食べた。

二次会は、7080ライヴクラブ『Don’t Worry』へ。はい、もう大宴会です。
お約束で、わしのミニ・ステージ。「コヒャン」「ピソゲ ヨイン」「ノガリ ツイスト」「大統領」「ムルジョムジュソ」を。

「大統領」はハン・デス兄貴の歌で、10年前に出た『ユンマン(欲望)』(オクサナのオールヌード・ジャケット)収録の1曲。先日NY滞在中に、「今こそこの歌を歌う時でしょう」って兄貴に言ったら、「佐藤さんがわしの代わりに歌え」と言われたのでした。

泊りは、2年前にもお世話になったキム・シンドン教授宅にて。

なんとキルギスのコニャックがあったので(キルギスではコニャックが有名だとか。厳密に言うとコニャックという名称は「フランスのコニャック地方で作られたもの」なので、まぁブランデーなんだけど)、ふたりで乾杯。おー、口当り良くて美味いじゃん!

寝酒のつもりで始めた一杯だったのだが、オランダのチーズとか中国の臭豆腐とか、わし好みのつまみもどんどん出てきて、話も弾み(教授だけあって真面目な話題が多かったが)、結局明け方の5時まで…アイゴー。


11月4日

朝飯は当然の如くヘジャンクク屋へ、『サト・ソルロンタン・ヘジャンクク』。これまたメニューが、ソルロンタン、ヘジャンクク、ピビンパプのみ。お酒も置いていない。
ここのヘジャンククは、プゴ・コンナムル・ヘジャンクク。さっぱり味が胃に優しい。微かな酸味があり、美味かった。

ITXに乗ってソウルへ。

夜、エリックがファッション・ショーで音楽をやるというので、それを見に。
聖水駅からすぐ。野外の特設舞台。エリックはファッション・ショーが終わった後のパーティでの演奏だった。

エリックやジャンミッシェルは月曜にフランスへ戻ると。オルヴォワール〜。

聖水駅には、『川水コプチャン』という昔から有名なコプチャン屋があるので、味を確認したかったのだが、パーティ会場での食事でもう腹いっぱいで断念(ビールも飲み放題だった。IPAの生もあって、もう飲みまくってしまったわ)。次回、食べに来ようっと。



《佐藤行衛 弾き語りライヴ》
11月5日(土)9:00pm 弘大 ハル Tel.02-338-5114
ソウル市麻浦区東橋区166-3(地下)
https://m.facebook.com/harooucw
出演:佐藤行衛(vo, g)

https://www.facebook.com/Kopchangjeongol
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