アニメ時評３２８

「装神少女まとい」

原作：BOWI。シリーズ構成：黒田洋介。キャラクターデザイン：戸田麻衣。製作：WHITE FOX。監督：迫井政行。魔法少女バトルもの。
絵は暗め。背景は丁寧に描きこまれている。キャラの頭身は高め、目は切れ長。少女たちの目は大きい。動きはとてもいい。
メカの描写が上手い。自動車にこだわりがありそう。怪物の描き方が軽い。描線が細いから。
内容は、空間を超えて現れる謎の怪物と戦う少女たちの話。少女たちは、バトルスーツのようなものを装着する。
冒頭はヨーロッパだったが、本編は日本が舞台のようだ。古い神社を描こうとしているが、神社の構造は大きな石の鳥居があったり、屋根に瓦がふいてあったり、現代風。
京都タワーらしき建物がみえたが、ＫＢＳ京都が絡んでいるからなのか。

５話まで。


「フリップフラッパーズ」

原作：ピュア・イリュージョニスト。キャラクターデザイン：小島嵩史。ストーリーコンセプト：綾奈ゆにこ。制作：Studio3Hz。監督：押山清高。ファンタジー。
絵は印影がくっきりしている。納豆や食材がリアル。だが、背景の建物や電車がゆがんでいる。手描き感がある。
キャラは描線が太い。頭身は低め。目はとても大きい。横からみると顔の面積の半分が目だ。動きはちょっとカクカクしている。
闇にとらわれたときの描写はモノクロ。動画に様々な会社が参加している。何かの実験か。
内容は、ピュアイリュージョンと呼ぶ不思議な世界にいざなわれた少女の話。
ピュアイリュージョンの中は、さらに背景がくずれている。
さらに、雪が甘かったりするらしい。だが、作中現実世界も、日本語を使用しているが、日本のどこでもなさそう。
お話よりもキャラの動きで楽しませようという狙いのようだが、作画がちょっと雑だ。

3話まで。


「猫のダヤン」

原作：池田あきこ。制作：勝鬨スタジオ。監督：作田ハズム。1分アニメ。
キャラの描き方が、原作より軽すぎる。どうせ1分なら、もっと描きこんでほしい。

見送り。