ウチはマンションで、玄関ドアの内側に網戸のドアをつけている。
網戸の内側には風量を調節するアルミの羽がついており、至近距離でじっと見ると家の中が見える。
なので、そんなに暑くない時は、玄関ドアを少しだけ開けて、網戸にしている。
今朝もそうしていた。
家の中は見えないので、私は生まれたままの姿、、に近い格好でウロウロしていた。
ドアチャイムが鳴る。
宅急便だと叫ぶ。
ちょっと待てと返事をする。
宅急便だと叫ぶ。
宅急便はわかった。 が、こっちはパンツと乳首透け透けのキャミソールだ。
ちょっと待てと再び返事をする。
短パンを履き、シャツを羽織る。
ボタンを閉め、、ようとしながら見ると、おいッ!!
玄関ドア開けとるやないか、兄ちゃんっ!!!
慌ててシャツの前を交差させ、網戸を開けた。
「宅急便です」 って、わかっとるわっ!
手渡された紙を左手でクシャッと丸めて印鑑を構える。
「それです!それ!はんこ!それそれ!」
と、左手を指差す兄ちゃん。
ああっ!これやね!ほんまやね!!
ハンコを押そうと腕を開いた。 外は風が吹いていた。
透け透けオッパイぺろーーーん。
ちくしょう。ヤマト運輸め!
垂れパイを晒す辱しめをこの私にっ!
アンジャッシュの渡部似の若い兄ちゃんだからって許されると思うなよ!!
アンジャッシュの渡部似の若い兄ちゃんじゃなかったら営業所にクレーム入れたんだからな!
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