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2016年09月21日12:39

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合唱コンクール東京都大会観戦記(後半)

前半に引き続き後半に入ります。

同声部門は、今回おえこらさんが昨年全国で部門1位受賞によりシード団体ということもあり、出場団体が分かる前は、前回出場し全国へ行った、しなのにぴゅあはーとがどこまで迫れるかという感じで思っていたら、新たに松下先生のインカレ男声voveと相澤先生のゆめの缶詰等、新たな団体が出場し一気に混戦もようとなった。

出場順でまず、ぴゅあはーと・・・課題曲はコダーイのヴォカリーズ曲、この曲、全て「A」のヴォカリーズとなっており、この難しさが高音で出てしまった。歌詞があれば、子音を入れることにより高音は仕切り直しができ、歌いやすいのだが、ヴォカリーズでしかも「A」だとここの部分が難しく、少し美しさが損なわれたのが残念、自由曲が良かった分、もったいない感じもした。

しなのは、昨年、コンクール前に情宣にお邪魔して練習を見学させてもらったとき、目の前で歌われた「音速平和」に感動し知人が歌っていることもあり応援していた。演奏自体は昨年に引き続きとても良い演奏だったのだが、私の耳には課題曲で一か所ほころびがあった感じがした。

そして引き続き同じ男声合唱団のvoveの演奏は、技術的には私の聴いた限りほぼ完ぺき、ハーモニーも表現もとても良かったのだが、どうしても今の若い人の男声ということで、私には若干薄く感じられた。

ということで、私の1位はしなのだったのだが、結果速報を見るとvoveだった。たしかにここは1位になってもおかしくない演奏だとは思ったのだが、審査結果表を見ると7人中しなの1位が3人、voveが2人、しかし審査方式の「新増沢方式」により、どちらも1位にしなかった2人ともvoveの方を上位に・・・ということで、直接対決3勝4敗でしなのは全国には行けなかった・・・残念・・・

最後に、シード合唱団のおえこらさんの自由曲「クレド」(とてもアルファベットで書く気がしない、できれば漢字で書きたいような曲)は、凄い曲・・・ただ、まだ縦や表現が揃いきっていないような感じはした。全国大会での完成系の演奏を非常に聴いてみたい思いにとらわれるのだが、いかんせん鳥取はいろんな意味で遠い・・・

さて、来年の全国大会は10年に一回の東京開催・・・私が全国大会を聴いたのはこのときがはじめて、今でも、なにわコラリアーズが歌ったトルミスの「鉄の呪い」は脳裏に焼き付いている。来年はぜひ東京芸術劇場に全国大会を聴きに行きたい。
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